スリルと色気と興奮と…急増する“サバゲー女子会”に潜入してみた
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「サバゲーはスポーツですね!」
スポーツだから、ルールがある。サバゲーには相手を傷つけないルールが存在するのだ。 今回の大まかなルールは20対20の2チームに分かれ、先にブザーを押したチームの勝ち、いわゆる「フラッグ戦」というものだ。
1ゲームは10分から15分と割と短時間だが、実際の肌感覚は1時間程に感じるし、息を殺して動き回るのでかなりハードだ 。
全員が体にチームの色[赤や青]をつけて、サバゲーフィールド内で鬼ごっこのように隠れながらお互いの陣地に侵入して行く。
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敵味方関わらず、発射されたBB弾が当たれば、本人が大きな声で、
「ヒット~~!! 」
と叫び、両手を上にあげ場外に退場して行く。ここはアウトフィールドなので連射が解禁されている 。また、初心者には20分~1時間の講習の時間が用意されていて、フィールド内外の禁止事項が告知される。いわゆる初心者講習みたいなものだ。
筆者は小学生の頃から銃撃戦映画に憧れ、一通りのマシンガンの形は見覚えがある。ところが、今回、目の前にいる女子が所持しているエアーガンは、映画でもみたことのない近代的なライン。
サバゲー女子達が着ているウェアーも、見たことのない迷彩柄や生地が使用されており、フットサルやマラソンなどでよくみかけるスタイリッシュさを感じさせるデザイン。正直カッコいい。
さらに、コスプレをも楽しむ事が許される。 ガチのオタクもOKだ。
それにしても、女子たちはサバゲーを通してどんな楽しみを見つけているのか? 気になったので聞いてみた。
「合法的に人が撃てるから」
……うんいい感じに危ないぞ。次に取材する子も同じだったらどうしよう。
「サバゲーに来ると、初めて会った人たちとチームを組まないといけないから、みんながめちゃくちゃフレンドリーなんです! それが楽しくてハマっちゃって、毎回来るたびに友達が増えるので楽しい!」
よくよく考えると出会いの場としては、ありえないほどの多種多用な職業の人たちが集う。今回来ている女子たちを見てもモデルから女優、声優、OL、大学生……なかなか合コンに行ってもお目にかかれないレアな人々の集まりである。
そうした女子たちが、キラキラと目を輝かせながらガン談義に花を咲かす。3~5挺保有しているのはザラだ。ゲームが終わり、戦闘服から私服に着替えるギャップもまたいい。ちなみに、帰りはみんなで温泉に入って更に交流を深めているようだ。
つまり、結論としてサバゲーに参加することは、ゲームとしての楽しさはもちろん、おもしろ女子と出会い、ふれあい、仲間となり、打ち解ける絶好のチャンスでもあるのだ。今回の取材は女子限定だが、サバゲー女子はいまなお増殖中なのだ。
ここまできたら、おわかりだろう。青年よ、書を捨て銃を握ろう。
取材・文・撮影/保坂駱駝
最近テレビでもよく耳にするようになったサバゲー。ここ数年で爆発的に広まってきたムーブメントだが、そもそもは男の遊戯だったはず。ところが最近、女子が急増している現状をご存知だろうか。
その象徴ともいえるのが、サバゲー女子会という“女子限定”の催しだ。サバゲー女子とは、いったいいかなる人種なのか――現地へ飛ぶことにした。
会場となったのは、さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト内第2フィールド。今回の主催者であるゲームマスターの「戦え!!ぴっちょりーな♡」さんに、まずはサバゲーの魅力を聞いてみた。
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