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甲子園開幕前にチェック!意外と知らない野球のルール ――インフィールドフライを“うっかり”落球した場合はどうなる?

 いよいよ甲子園が開幕となる。長年野球を愛してきた人でも、観戦中に「こんなルールもあったのか」と感じたことはないだろうか。そう、野球のルールはややこしいのだ。

 実際に、筆者(女性)は高校時代に野球部マネージャーを務め、年間100試合以上のスコアを書いてきたが、いまだにルールに関して自信を持てない部分も多い。そこで、筆者がこれまでに「こんな決まりだったのか」とハッとさせられた経験のあるルールを紹介したい。

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インフィールドフライを“うっかり”落球した場合はどうなる?


 意外と知らないルールとして話題に上がることも多い“インフィールドフライ”。ひとことで言えば、「内野フライをわざと落としてダブルプレーをとりにいく」ことを防ぐためのルールだ。ランナーが一・二塁または満塁の状態で内野フライが上がったとき、守備側がわざと“捕球しなければ”ランナーに進塁義務が生じるため、守備側は容易にフォースアウトをとれてしまう。要するに「わざとミスをして利益を得る」という、スポーツにおいてよろしくない事態を防ぐために、普通に捕れるとみなされたフライにはインフィールドフライが宣告されるのだ。

 上記のようなルールの概要は、それなりに野球を見たことがある人ならば知っていることだろう。しかし、宣告後に“うっかり”落球してしまったケースについては、意外と考えたことがない人も多いのではないだろうか。

<野手にエラーはつくのか?>

 インフィールドフライが宣告された時点で打者はアウトになるので、野手が落球してもエラーにはならない。ただし、落球してもボールインプレイ状態は継続する(※試合は止まらない)ため、たとえば落としたボールが思わぬ方向に転がりランナーが進んでしまった場合などはエラーが記録される。

<落球した球がファウルゾーンに落ちた場合>

 フェアになるかファウルになるか判断しづらい打球の場合は「インフィールドフライ・イフ・フェア」が宣告される。この場合、ファウルゾーンで落球もしくは野手が触れることなくそのまま落下した場合、宣告は取り消され、ファウルとみなされる。ただし、野手がフェアゾーンで触れたボールがファウルゾーンに転がった場合は、インフィールドフライで打者はアウトになる。

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投手交代には意外と細かいルールがある

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