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「夏の甲子園」予選で敗れ去った大物プロ野球選手の短すぎた夏

ギータ、菅野智之、平良海馬、鈴木誠也、内川聖一も!

  野球 夏の全国高校野球選手権大会、いわゆる“夏の甲子園”が2年ぶりに開幕。コロナ禍で出場辞退を余儀なくされる高校が続出するなどの波紋もあったが、今年はアツい球児たちのドラマを見ることができそうだ。  そんな甲子園といえば、毎年のように“怪物”と呼ばれる球児たちが登場し、華々しくプロ野球の世界へ入っていくイメージが強いが、プロ野球の世界でエースや主力として活躍する選手の中には、甲子園に一度も手が届かずに夏を終えた選手も多い。今回は球界の現役スターとして君臨しながらも高校時代は予選で早々と敗れ去っていった選手を厳選して紹介していく。

無失点記録を更新した剛腕 平良海馬は県大会1回戦で散る

 まず、トップバッターは、埼玉西武ライオンズの中継ぎエース・平良海馬だ。小柄ながらどっしりとした体格をした平良の武器は最速160キロの剛速球。昨年から中継ぎとして頭角を現し、今年はスライダーやチェンジアップなどの変化球の精度も増してほぼ無双状態。プロ野球記録となる39イニング連続登板無失点記録をマークし、東京五輪代表にも選ばれた若手のホープも県大会であっさりと夏を終えていた。  八重山商工(沖縄)のエースとして県内では注目の好投手だった平良。八重山商工といえば、2006年に春夏連続で甲子園出場するなど強豪のイメージがあるが、離島・石垣島にある高校という点や名将・伊志嶺監督が退任したこともあり、深刻な部員不足に陥っていた。3年春までは連合チームを組んで出場し、全く結果を残せないでいた。  迎えた夏の沖縄大会は新1年生を加えてなんとか単独チームで出場することができたが、1回戦で首里高校に0-1で惜敗。エースの平良は150キロ台の速球で孤軍奮闘したが打線が沈黙。自身の暴投で許した1点を返すことができず、6月中旬で高校野球を終えることとなった。  しかし、球場に詰めかけていた多くのスカウト陣から高い潜在能力を評価され、秋のドラフトで西武から4位指名を受けることとなったのである。
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菅野、柳田も甲子園不出場
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