深刻な“女王様不足”に陥っているSM業界 風営法の影響に嘆く常連客の声
風営法が改正されて派遣型風俗が専用のプレイルームを持てなくなり、深刻な“女王様不足”に陥っているのがSM業界だ。現在、吊り床や拘束椅子、磔台など本格的な大型SM器具を設置したラブホテルは全国でもわずか十数軒。プレイルームを持てた時代は、どこのSMクラブにも道具を完備した部屋があった。ある常連客はこう嘆く。
「昔は、新人女王様が先輩女王様について、常連相手に縛りやムチなどプレイのイロハを習ったものです。しかし、そうした技術を伝達する場が減ったことで、女王様が育たない。時代の主流は、言葉責めや痴女プレイがメインの“なんちゃってSMクラブ”ですよ」
SMがファッション化したことでプレイが軟化。SMバーも“オシャレな飲み屋”でしかないという。
「前はバーでも簡単なプレイができたので、SMに興味のある人のファーストステップ的な機能がありましたが、今や単なるガールズバー。あるSMバーで、カウンター越しに『あたし、かなりのSなの。どんなプレイが好き?』って自称女王様が聞いてきたから『アナルにロウソクを入れて犬みたいに散歩したい』って言ったら、ドン引きされて、口利いてもらえなくなりました。どういうつもりなんでしょうかね」(同)
マニアの意見のほうがこの場合は正論なのか!?
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取材・文/SPA!ヘンタイの声取材班
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