民泊売春!? SNSで出会ったOLと一線を越えたら、ヤクザ風の男が入ってきて…
「てっきり彼女の家だと思っていたのですが。今思えばえらく殺風景な部屋だった気がしますが、まさかこんな目に遭ってしまうとは……」
自らの“やらかし”を、ため息交じりに話す千葉県在住のサラリーマン・塚田さん(仮名・43歳)。既婚者だったが、妻とはすでに家庭内別居状態にあり、週末に襲われる寂しさを紛らわすために、SNSを使って売春目的の女性と会うのが日課となっていた。
今年の3月、SNSを通じて知り合ったのは「マミ」と名乗るアラサー女性。昼は社長秘書として広告代理店に勤務し、とにかく「セックスが好き」だから、小遣い稼ぎも兼ねて売春をしている、というなんとも怪しげな肩書きだった。それでも塚田さんがマミの言い分を信じたのはなぜか。
「雑誌かネット記事なんかで『高学歴の学生や一流企業のOLが割り切り目的で売春をやっている』と読んだことがありました。これか!と思い、会ってみたんです」
マミが待ち合わせに指定してきたのは、なんと都内の某有名複合施設の前。マミいわく「家が近いから」とのことだったが、塚田さんの脳内ではマミは「都内一等地に住む、エロすぎるキャリアウーマン」という妄想がどんどん膨らんだ。実際に会ってみたマミは、事前に送られてきていた写真のなかの人物とは若干違っていたが、いかにも一流企業に勤める女性らしい、白いダボっとしたハイウエストのパンツにノースリーブのシャツを合わせた、すっきりした出で立ちだった。
「こんな上玉の女性を抱けるなんて……と興奮し、援助交際であることも忘れ、高級レストランで食事をご馳走しました。全部で4万円ほど使いました。そして、マミのほうから『家に来ないか』と誘われて、もう目の前が真っ白になって……」
ただし「本番をするなら3万円」と塚田さんに伝えていたマミからの提案は「もう3万円くれれば家に来てもいい」というものだった。塚田さんがマミに支払う額は計6万円にも跳ね上がってしまうが、塚田さんは自身よりも若く、また普段では絶対に接点のなさそうなエリート女性のプライベート空間に招かれた喜びから、6万円をすぐに支払った。そして、マミの自宅であるという東京・赤坂のマンションを訪れた塚田氏。
「うーん、立地は素晴らしいんですが、妙にボロくて狭いワンルームのマンションでした。部屋には小さなテレビと小さな冷蔵庫、ソファベットとタオルケットがあり、キッチンはほとんど使った形跡がない。マミは『モノに執着しない性格』とか『自炊はしない』などと言っていて、ドライで現代的な女性だと感じていましたから、そのときは不思議には思いませんでした」
部屋に入るや否いや、塚田さんとマミは性交開始。しかし2時間後には、急に『予定がある』ということで部屋を追い出されてしまったが、塚田氏は大満足だった。その後も一回、5万円から6万円を支払い、定期的にマミの“自宅”を訪れては買春に励んでいたが、今年6月、予想だにしないことが起きた。それは、件の部屋でマミと一戦を終えて、タバコを燻らせていたときだった。
「突然部屋に入ってきたのは、いかにもヤクザ風の角刈りの男でした。瞬時に“美人局”だと察し、パンツ一丁で部屋を飛び出してマンションの管理人に助けを求めたのですが……」

“民泊売春”でカネも家族の信用も失った男性…
1
2
【関連キーワードから記事を探す】
ウォッカと謎の錠剤を「コレあげる~♡」。昏睡強盗パブに記者が潜入、潰れた白人客が連れ去られた先は…
日本初のタワマンに住む70代は「一生モノの買い物と思ったのに…」。各地で“老朽化”が進むタワマンに住民が悲鳴
外国人観光客が日本で“ぼったくり”被害に。SNSで「避けるべき観光地」と悪名高いのは
「長期的に少しずつぼったくる」オタクに優しくなくなった秋葉原の今。コンカフェで“年収2000万円”稼ぐキャストも
「金のネックレスを売っているお店に連れていき…」歌舞伎町で増加する“新たなぼったくりの手口”
沖縄で「天然記念物のヤドカリ」が大量に密漁される理由。昨年6月には682匹を捕獲した中国籍の夫婦が逮捕
44歳「長すぎたヤクザ人生」の先に待っていた結末。生活保護を受給するも“NPOを名乗る人物”に搾取される日々
20歳で稲川会系組員となり、35歳で破門になった男が語る「元ヤクザの意外すぎる暮らし」
暴力団から“飛んだ”48歳のその後。流転の末、日雇い暮らしに…組の人間の追跡に怯える毎日
〝華麗〟な老後生活を送る、60代元暴力団員。「ヤクザが力を失ったからこそチャンスがあった」
「JKリフレ」で働く“普通の女子大生”には“やむを得ない事情”が。売春のハードルが下がり続ける理由は、現代ならでは【漫画】
「ネットのおもちゃにされてムカついた」盗撮を機に立ちんぼをやめた20歳が“たどり着いた場所”
「30歳までに2億円貯金して人生あがりたい」逮捕されても立ちんぼを辞めない女性たちの事情。月300万円を手に入れる20歳も
“立ちんぼ”をやめた20歳「工場で少し働いたけど今は…」抜け出せない負のループ
偽のセクシー女優、偽のトー横女子を使った裏ビジネスも…怪しい商売の最新手口
「宿泊客が尿の入ったペットボトルを投げ…」歌舞伎町の“闇民泊”がヤバい!無許可でやりたい放題
UberEats配達員のバイトに勤しむ36歳、公認会計士なのに何故…?世帯年収3700万円で“目指す場所”
「民泊」副業で外貨を稼ぐ方法。1泊700ドル=約11万円でも満室になる工夫とは?
稼げる副業ベスト20【15位】「稼働率90%で月商200万円です」民泊経営はインバウンドでバブル状態
カネ持ち中国人が殺到する“大麻吸い放題”民泊の実態。鶯谷駅近くのマンションで「やりたい放題」
痴漢や盗撮をデッチあげ、カネをゆする男女グループ。相次ぐ事件の手口を暴く
女子大生とパパ活したら本当は17歳だと脅され…どうしたらいい?
別れて半年後に「子供ができた」と連絡が…。美人をナンパしたら大失敗
アプリで出会った地雷女。マルチ、宗教、美人局…まさかの三重苦
偽装パパ活女子に騙された…67万円を搾り取られた手口とは?
大きさは2倍、毒の量は10倍…スズメバチより凶暴なオオスズメバチが都市部で増加中
“援交女”なんて本当はいない!? 素人を装ったデリヘル業者の乱立
迷惑メール評論家とネット悪徳業者との終わりなき戦い「Amazone(アマゾーン)は敵ながらあっぱれ!」
民泊売春!? SNSで出会ったOLと一線を越えたら、ヤクザ風の男が入ってきて…
就活シーズンに暗躍する「絶対に就職できる」セミナーの正体とは?
この記者は、他にもこんな記事を書いています