昨日29日(金)から開催されている日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット93」が開催2日目を迎えた。 　初日の来場者数は18万人で、冬コミ史上の過去最多動員数である56万人を記録した2014年末の「コミックマーケット87」（C87）の初日来場者数と並ぶ数値となった。 　企業ブースには、KADOKAWAやアニメイトなどのエンタメ系企業、小学館や秋田書店などの出版社のほか、NHK、日本郵便、スポーツ報知なども出展しており、叶姉妹のサークル参加などでも注目を集めているコミケ93だが、日刊SPA！では開催期間中の3日間、コスプレエリアのもようを中心にレポートしていく。 初日の庭園やエントランプラザに続き、2日目は広々とした芝生での撮影が楽しめるコスプレエリア防災公園でも撮影を行った。 　当記事でもキャプションで紹介しているが、コスプレエリアでは多くのコスプレイヤーたちがtwitterなどのSNSのアカウントを公開しており、カメコさんとの画像のやりとりなどで合流が生まれているようだ。 　実際に撮影に協力してくれたコスプレイヤーたちに聞いてみると、期間中に数十人規模でフォロワーが増えることもザラにあるようで、「1日で100人以上フォロワーが増えたこともある」という話もあった。 　また、「池袋のハロウィンイベントでコスプレにハマって、今回コミケデビューしました！」という学生レイヤーさんや、「学生の頃はちゃんとコスプレ衣装を手作りしていたんですけど、年末はどうしても仕事が忙しくて。最近はほとんど出来合いのもので済ませるようになっちゃいました」というOLレイヤーさんの声もあった。 　例年、寒さ対策が必須となる冬コミだが、30日(土)の東京地方の最高気温は1１℃。お昼頃には太陽が暖かく感じられることもあったが、愛するキャラクターになりきるため、ナマ足・ヘソ出し・マーメイドも厭わない女性コスプレイヤーたちにとっては、やはり厳しい寒さと言えるだろう。 　いよいよ大晦日の明日は最も多くの人が来場する最終日・３日目となる。天気は晴れのち曇りの予報で、日中でも10℃に達しない今シーズン最も寒い一日になりそうとの予報もあるので、最後まで万全の寒さ対策をして楽しんでほしい。 ＜撮影・文／日刊SPA！取材班＞