「オラオラ顔の軽自動車はマイルドヤンキー御用達」は都会人の妄想だった
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
とりあえず乗った感じは、N-BOXの大勝利でした。なにせN-BOXは、すべてがヘタな普通車よりしっかりしていて、もはや軽として異次元。もちろんスペーシアも頑張ってまして、軽初のヘッドアップディスプレイや、現状最強に近い安全装備には感動しましたが、乗り味はN-BOXのほうが断然高級。特に後席に座ると、縦揺れにかなりの差を感じます。
つまり、スペーシアの頼みの綱は、軽最強のオラオラ顔ですかね? これでどこまでライバルに迫れるか、という気がするであります。
【結論】
地方ではみんな軽なので、ゆるふわ軽よりオラオラ軽のほうが周囲に優しくしてもらえるようですが、軽が少数派の東京では、オラオラ軽のほうがアオられるとの説も。「軽なのにイキがりやがって」ってことでしょうか。
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