デジタル

名刺管理、スマホ容量不足…日常の面倒なことを解決するちょっとした工夫

便利なツールは購入直後の設定が重要

 スマホやパソコン、タブレットなど、個人が所有するデジタルツールが増えている現代だからこそ、ちょっとしたライフハックが人生をスマート化するカギとなる。最新のガジェット事情に精通したライターの末岡大祐氏は「デジタルツールをスムーズに使いこなす上で大事なのは、案外、日々のちょっとした習慣の積み重ねです」と語る。 ツール たとえば名刺管理などの業務。もらった名刺を小まめにデータ化しておけば、管理もさして手間ではない。だが、つい後回しにしてそのまま名刺を放置すると、後々何倍もの手間をかけて、目当ての名刺を探すハメになる。 「アプリを使うにせよ、最初のひと手間は正直、面倒です。しかし、この手間を惜しまなければ、作業は効率化されていき、生産性は上がります。もっともデジタルガジェットもそうですが、導入すればいきなりなんでもやってくれるわけではありません」  ガジェット利用時、特に重要なのが購入直後の設定だ。 「Googleフォトの自動アップデートや、スマホやパソコンなどの自動バックアップなど、設定さえしておけばトラブル回避できるのに、案外きちんと設定をやっていない人が多いんです。一度きちんと設定すれば、その後は放置していても自動化してくれるのが、デジタルの良さです。手間を感じるかもしれませんが、初期の設定だけはきちんと確認しましょう」  急がば回れ、とはよく言ったもの。一見いつでもできそうなごくごく簡単な作業こそ、後々の面倒を回避する最大の方法なのだ。
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クラウド管理・同期・バックアップの技術
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