スマホ時代の「モバイルPC」選び三大トレンド
クラウド化の進んだ昨今、スマホで多くの作業をこなせるようになり、若い世代にはキーボードに不慣れな人も少なくない。そんななかで、いささか影が薄くなったように見えるモバイルPCだが、水面下では要求が高いコアなユーザーのニーズを満たすべく、着々と進化を遂げている。
「ビジネスシーン・クリエイティブシーンにかかわらず、アウトプットのクオリティを考えれば、どうしてもPCは必要。そのため現在は、自分のニーズをわかっているユーザーが、各々の用途に合わせて製品を選択する傾向が強まっています。結果として、モバイルPCのジャンルでは、より高性能なものが売れるようになっていますね。パナソニックのレッツノートは高額PCの代表例ですが、それだけの性能や拡張性を持つため、愛好者も多いです」と話すのは、ITライターのコヤマタカヒロ氏。
【パナソニック/Let’s note SV7 CF-SV7MFRQR SIMフリー】
SIMフリー仕様のLTEモデルをチョイス。スマホやWi-Fiルーターとの連携なしにネット接続が可能。スーパーマルチドライブを搭載するなどインターフェースの豊富さも抜群
・実勢価格:約29万円
・CPU:Core i7-8550U 1.7GHz
・メモリ:8GB
・ストレージ:SSD512GB
・駆動時間:約21時間
・ディスプレイ:12.1インチ(1920×1200)
・本体サイズ:283.5×203.8×24.5mm
・重量:1124g
スペックに目を向けると「大画面化&軽量化」が進んだ。少し前まで、1㎏を切るノートPCとなればどうしても12インチ以下になってしまったが、いまや主流は13インチ。それでいて、今回紹介する富士通の「LIFEBOOK UH75/B3」のように、わずか748gという超軽量を実現した機種も登場している。
【富士通/LIFEBOOK UH75/B3】
13.3型ワイド液晶ノートPCとして世界最軽量の748gを実現。モバイルノートに求められる堅牢性も重視し、天板は200㎏fの加圧にも耐える。満員電車もへっちゃらだ
・実勢価格:約14万円
・CPU:Core i5-8250U 1.6GHz
・メモリ:4GB
・ストレージ:SSD128GB
・駆動時間:8.3時間
・ディスプレイ:13.3インチ(1920×1080)
・本体サイズ:309×212.5×15.5mm
・重量:748g
大画面・超長時間駆動・LTE対応が三大トレンド
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