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泥棒サイト「漫画村」が「漫画タウン」に?ナメきった主張は、まるであの凶悪事件

違法 ゴキブリは1匹見つけたらその10倍、20倍いることを想定せよ――漫画の海賊版サイト「漫画村」がアクセス遮断で閉鎖の後、瞬く間に「漫画タウン」として復活。その挑発的かつ愉快犯的な物言いが物議を醸している。




<いくらサイトを潰したって、もう漫画の売り上げは増えないよ。みんな無料で音楽聴くし、無料でエロ動画を見るし、もう出来上がったコンテンツにお金を払う時代じゃないんだよ。漫画だけを叩くのはおかしいんだよ。>(以下、<>内は漫画タウンTwitterより引用)

<サイトのせいで漫画の売り上げ落ちたの?ほんとに落ちたの?それはサイトのせいじゃなくて出版社の努力不足だよ。これからも今のままの売り方をするなら漫画は売れないよ。>

<漫画タウンはすでにネット上にアップされてる画像を集めて読みやすいように整理してるだけなんだよ。だからもともと漫画はアップロードされてるんだ。もうコンテンツは無料の時代なんだ。
「著者の利益が~」って言う人は、そんなに好きな著者がいるなら直接募金したらいいよ。>

「漫画村」の挑発ツイートは盗人猛々しい


 おとぼけ顔のクマ(らりっくま)のアイコンを借りた漫画村側の主張は、「漫画村は漫画をダウンロードさせるわけでなく見るだけだから違法性はない」「漫画村は著作権が保護されない国(ベトナム)で運営されているから、漫画を違法アップロードすること自体にも問題はない」とし、「音楽業界でいうApple musicやGoogle Playなど、定額聴き放題サービスなどに移行できなかった出版社の怠慢」としている。

 もちろんこれは詭弁(きべん)であり、広告収入とアフィリエイトで稼ぐ漫画村の存在は「盗品横流し業者」以外の何物でもなく、上記の主張は盗人猛々しいというほかない。が、そうした声や出版各社、特に風評被害も甚だしい「月刊まんがタウン」の訴えに対して、「(漫画村の)いい宣伝になった」などとさらなる挑発を繰り返している。


 明確な犯罪行為を繰り返しながら、見えないところから挑発をしてくる漫画村(改めタウン)の挑発は、「けいさつのあほどもへ」「どくいり きけん たべたら しぬで かい人21面相」の文言で社会を震憾させたグリコ・森永事件(’84年~)「さあゲームの始まりです 愚鈍な警察諸君 ボクを止めてみたまえ~」と警察を挑発した神戸連続児童殺傷事件(’97年)を彷彿とさせる、劇場型犯罪の様相を呈してきた。問題なのは、殺人事件は犯人を捕まえればいいのに対して、今回の漫画村事件はサイトを潰せば一件落着とはならない点。モラルがあり、真面目に働く人間がバカを見ない世の中のためにも、根本的な解決策を見つけ出していきたいものだ。〈取材・文/日刊SPA!取材班〉




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