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IQOSほか煙の出ないたばこは、空港、駅、レンタカーで吸えるか調べてみた

成田空港は喫煙=喫煙所のみ、羽田空港は禁煙エリアでは控えるよう促す

 では空港はどうか? 成田空港、関西国際空港などでは、紙たばこ、新型たばこの区別なく喫煙は喫煙所のみとしているが、羽田空港は喫煙所以外では、JR主要各社同様、新型たばこは遠慮してほしいとしている。当然、飛行機のなかでは新型たばこも吸えない。

羽田空港における新型たばこの利用について

 余談になるが、新型たばこは手荷物として機内に持ち込めるが、預け入れ荷物にはできない。また行き先が海外の場合、渡航先によっては、そもそも新型たばこを持ち込めない国があることには注意が必要だ。  機内に持ち込めたとしても、現地で新型たばこの利用ルールがある場合があり、守らないと罰金を科される国もある。海外旅行に新型たばこを携行する際は、渡航先のルールを事前に調べておきたい。  最後にレンタカーはどうか?

禁煙車両での新型たばこの利用は2万円の休業補償請求の対象に

 現状、喫煙車ではOKだが禁煙車では新型たばこは利用できない(もしくは決まっていない)。そんななか最近、業界大手のニッポンレンタカーが、北海道・九州地区で実施している乗用車・ワゴン車の全車禁煙化を全国に拡大すると発表。万一車内での喫煙が判明した場合、休業補償料(2万円)を請求するという。もちろん新型たばこも同様だ。  このGW期間中は大丈夫だが、11月1日から全国で実施されるこのルール。現状、喫煙車がない北海道・九州地区だけでなく、全国のニッポンレンタカーの乗用車・ワゴン車が禁煙になる(商業クラスは喫煙車あり)。

商業車以外はすでに全車禁煙のニッポンレンタカー九州。11月1日からは全国のニッポンレンタカーに拡大される

 飲食店などでは、禁煙エリアでも新型たばこの利用をOKにしている店も出てきているが、まだまだ一般的には認知されているとは言えず、新型たばこの喫煙エリア以外での利用についてはグレー。キャンペーンなどで、禁煙エリアでも新型たばこだけはOKにしようという試みも見られるが、現状多くの企業や店舗が「不要なトラブルを避けるために」という理由で、紙タバコと同様に取り扱っている。  トラブルなく新型たばこを楽しみたい人は、喫煙エリアで利用するか、レンタカーなどは予約時に問い合わせてみるほうがいいだろう。 <文/日刊SPA!取材班>
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