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バブル期の生き残り「世界最長の鉄道橋・瀬戸大橋」を走る

SPA!30周年記念に合わせて国道30号線をめぐる本企画。いよいよ今回は、同じバブル期生まれの盟友・瀬戸大橋を渡って四国は香川県に上陸いたします。ちなみにSPA!の同期(今年30周年)は、ほかにアンパンマン、東京ドーム、B’zですが、このように勝手にコラボできるのは、国道30号線だけです

国道30号線の旅 後編 MJブロンディ改め永福ランプ=文 Text by Shimizu Souichi

SPA!と同じバブル期の生き残り。世界最長の鉄道橋・瀬戸大橋を走る!


 SPA!創刊30周年を記念して厳命された、国道30号線(岡山県岡山市-香川県高松市間)の走破。前回の岡山編に続いて、今回は香川編です。ふにゃ~。

 まずは瀬戸大橋を渡りましょう。瀬戸大橋は、正式には「一般国道30号 瀬戸中央自動車道」の一部。しかも今年で開通30周年!『週刊SPA!』と同じバブル期生まれだ。お互いよくぞ生き残った。涙が出ます。

 児島ICから瀬戸中央自動車道に乗って橋を渡り始めると、まるで空を飛んでいるようです。海面からの高さは65m。高すぎて眼下の島々はよく見えないので、正直あまり感動はなく、「レイボーブリッジのほうが眺めはいいな~」などと思ってしまいました。

国道30号線の旅 後編

本州四国連絡橋3ルートの先陣をきり、’88年4月10日に開通し、今年30周年を迎えた瀬戸大橋。本州と四国を結ぶ残り2つは、神戸淡路鳴門自動車道(’98年4月5日開通)と西瀬戸自動車道(通称しまなみ海道、’99年5月1日開通)

 しかしスペックを見れば、両者の差は歴然。瀬戸大橋は連続する6つの橋によって構成され、全長約10kmにも及び、しかも道路・鉄道併用橋で、鉄道橋としては世界最長! レインボーブリッジなんざ、たったの800mで比較にならん。

 鉄道橋の大変なところは、電車は1両あたり40トンくらいあり、クルマとは重さがまるで違うこと。瀬戸大橋の吊り橋を重列車が通過すると、最大で1mも橋がたわむという。途中の与島PAでそのたわみを見ようと目を凝らしたが、通ったのが軽い普通列車だったせいか、まるでわかりませんでした。ガックリ。

国道30号線の旅 後編

瀬戸大橋唯一のPAがある与島は、石材業等で生計を立てていた瀬戸内海の離島。瀬戸大橋の建設に伴う用地買収で石材業の多くが廃業し、観光業を主産業にすえようとして「オアシスパーク瀬戸大橋」や「瀬戸大橋フィッシャーマンズワーフ」が建設されたが、いずれも今はありません

 それにしても瀬戸大橋も30周年。首都高は55周年で老朽化が進み、一部造り直しが始まっているが、瀬戸大橋は大丈夫か。

 それについては昔、本四公団(現・本州四国連絡高速道路株式会社)に取材したことがあるのですが、「適切なメンテナンスを続ければ、100年はもちろん200年でも持ちます」と胸を張っておられました。SPA!も200年持つとイイネ!

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残る国道30号線は、高松市内の約2kmのみ!

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