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スニーカー通勤OKでも、汚く見えないコツがある

【モードをリアルに着る!オム Vol.11/小林直子】  スニーカーで通勤してもOKという企業がふえてきました。とはいっても、いきなりそんなことを言われても、いったいどんなタイプのスニーカーをどうやって履けばいいのか、多くの男性が迷ってしまうことでしょう。休日はいつもジーンズやチノパンツで、それに合わせるスニーカーはもうすでに何足か持っているけれども、そのいつものスニーカーをそのまま履いて会社へ行ってしまっていいものかどうか、誰もが一瞬考えてしまうと思います。スニーカー通勤に適したスタイルとはどんなものなのか、何をどう履けばいいのか。
画像:WEAR

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 ということで、そのヒントを2018年春夏のステラマッカートニーのコレクションから見つけました。

白シャツ+スラックス+白スニーカー

 サヴィルローで修行したことのあるステラが得意なテイラーリングの技術を使って作られた端正なスーツや、パルコのポスターで有名な日本人アーチストのペーター佐藤さんのイラストが使われたシャツなどを、すべてサスティナブルな素材で作られたステラマッカートニーの2018年の春夏のスタイルの中から見つけたのは、合成皮革の白スニーカーをテーラーリングトラウザーズ(スラックス)に合わせた、ステラが言うところの「カジュアル」と「フォーマル」のミックススタイルです。  では、ポイントを説明します。  プレスの跡が残る白シャツに、センタープレスのきいたスラックス、そしてその白シャツと呼応するように真っ白なスニーカーを合わせています。パンツ丈は弱冠短め、スニーカーはミッドカット。このルックでは、白シャツのインナーにサマーニットを合わせています。  ワイシャツのインナーに何かを着るべきか、着てはいけないかということが時々、論争になるようですが、コレクションを見ていくと、「ワイシャツとはもともと下着であったものであるから、そのインナーに何かを着るのはおかしい。ゆえに何も着てはいけない」などという厳密なルールはなく、特にジャケットを羽織らないスタイリングではインナーとして何か、例えばTシャツ、ランニング、ハイネックインナーなどは着てもOKのようです。よって、こちらのステラのルックのように、それを実際にやるかどうかは別にして、サマーニットを合わせても問題ありません。  では実際にどのようにこのスタイルを取り入れるかです。

皮革か合成皮革の真っ白なスニーカーを履こう

 スニーカーを履いて、かつカジュアルすぎず、仕事へも行けそうなスタイルを白スニーカーで実現するために、まずは真っ白なスニーカーを用意しましょう。スニーカーの素材は布、または皮革(合成皮革)などありますが、よりきちんとした感じにしたいのなら皮革(合成皮革)を選ぶといいでしょう。ナイロンやコットンなどの布地よりは、皮革のほうがよりきちんとした感じが出せます。
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