実は多い、70歳以上男性の「アダルトサイト詐欺」被害
―[[老親のカネ]防衛術]―
実家に眠る貯金、生命保険、投資信託etc. 親の資産を守るため子は何をすれば良いのかハウツーを紹介する。
犯罪のプロとまともにやり合おうと思うな
老親世代の「アダルトサイト詐欺」被害は実は多い。全国の消費生活センターに寄せられた、70歳以上の男性からの相談件数を商品別に見ると、「アダルト情報サイト」は3位にランクイン。
「その手口は若い世代にはおなじみ。『サイトを見たからウン十万円払え。記載の番号に電話してくれば10分の1にしてやる』といった文句で誘導し、実際に電話をかけてきた人を追い込むというものです。この手のメールに慣れている人ならスルー一択ですが、電話番号が一応『03』で始まっていたり、営業時間まで書かれていたりと地味に手が込んでいるので、本気にする高齢者が少なくない」(ITライター・柳谷智宣氏)
老親世代がこうした手口に引っかかりやすいのは「家族や知人にエロサイトを見ていたことを知られたくない」という恐怖が強いからだと柳谷氏は言う。
「一方で、高齢者は自分の問題対応スキルに自信を持っているので、電話をすればなんとか切り抜けられると思っているフシがある。しかし犯人側もプロ。いったんコンタクトを取ってしまうと、いいように手玉に取られてしまいます」
スルースキルのない老親には「知らない団体から連絡が来たら、電話番号をグーグル検索」することをそれとなく推奨したい。
「詐欺に使われたことのある番号はネットで共有されており、すぐに見抜けます」
【柳谷智宣氏】
ITライター、SPA!「ギークロ通信」でおなじみのデジタル通。高齢者のデジタルリテラシー向上を支援する団体「DLIS」に所属し、情報発信を行う
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