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「朝ドラの脇役」からブレイクした女優たち。有村架純、吉岡里帆もヒロイン落選の過去

吉岡里帆:オーディションで落選したが…

 2015年後期の朝ドラ『あさが来た』(NHK)にて、ヒロインの娘の親友である「田村宜」を演じた吉岡里帆(25)。実は彼女、同ドラマのヒロインオーディションで落選したのだが、光るものを感じた制作サイドによって脇役に抜擢されたそうだ。案の定それは吉岡にとってハマり役だったようで、丸眼鏡のガリ勉という強烈なキャラクターを演じきったことで大きな話題となった。今年に入ってからは、1月より放送されていたドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)や、7月より放送されていた『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)で主演を果たしており、まさに今、朝ドラ脇役を経て大ブレイク中なのである。
吉岡

『健康で文化的な最低限度の生活』内で、吉岡は生活保護の新人ケースワーカー「義経えみる」を演じている(画像は『健康で文化的な最低限度の生活』公式サイトより)

松本穂香:「有村架純の妹分」から肩を並べる存在に

 有村の事務所の後輩であり、「有村架純の妹分」などと呼ばれていた松本穂香(21)も紹介しよう。かつてはキャッチフレーズにあやかった、有村のバーター的な出演が多かった松本。しかし、有村主演の朝ドラ『ひよっこ』にて主人公の同僚役を務めたことで高い評価を受け、2017年放送のドラマ『コウノドリ』(TBS系)など、さまざまな作品に出演するようになった。そして今年の夏ドラマ『この世界の片隅に』(TBS系)では、3000人近い応募者の中から見事主人公の役を射止めており、「有村架純の妹分」だった松本は、今や有村と肩を並べる存在へとなりつつある。
松本

原作は同名の漫画で、2016年には、のんが主人公の声をあてたアニメ映画が公開され大きな話題となった(画像は『この世界の片隅に』公式サイトより)

 朝ドラ主演女優が魅力的なのは間違いないが、それしか見ないというのは、せっかくの“お宝”を見逃していることに他ならない。今後朝ドラを視聴する際には、主演女優だけでなく、脇役たちにもしっかり注目しておくことをオススメする。<文/A4studio>
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