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たけのこの里が10万円に!? 副業のド定番「転売ビジネス」で賢く儲けるコツ

 SPA!ではこれまで何度も“儲かる副業”を特集してきた。しかし、働き方改革で副業シーンが活性化し、参入者が増えて競争が激化した結果、稼げなくなってしまった業種も少なくない。そんななかでも時流をとらえ利益を上げ続けている人はどこが違うのか。その道の猛者たちにトレンドの変化と最新ノウハウを教えてもらった! ド定番副業

たけのこの里が10万円!日米の価格差を利用

 今も昔も副業のド定番といえば転売。「相場より安く仕入れ、ヤフオクやアマゾンなどで高く売る」というのがおなじみの方法だ。 「初心者にもオススメなのは、1点あたりの利ざやが大きく、出品・発送などの手間が少なくて済むカメラ。ヤフオクやカメラのキタムラで中古品を底値で仕入れ、メルカリで売るのが最近の定番です」  そう話すのは転売コンサルタントの東尾伸護氏。これまで販売先の定番だったヤフオクは、目利きが増えて値段の吊り上げが難しい上に、評価数の少ない新規参入者には不利な状況。一方のメルカリはフットワークの軽い若いユーザーが多く、他のサイトと値段を比較せずに即決してくれる人が多い。 「カメラ初心者も多いので、別々に仕入れたボディとレンズをセットにすると、より売れやすい。SDカードも付け、すぐ使える状態にするのが理想です。ヤフオクではなかなか売れない2世代前のカメラ+古めのレンズのセットでも、メルカリでは数千円を上乗せした価格で売れますよ」(東尾氏)  メルカリ以外では、今年2月フリルとラクマが統合して誕生した「新ラクマ」に注目。「ユーザー数はメルカリに及びませんが、手数料が3.5%とメルカリの半分以下なのが魅力です」と東尾氏。 「取扱量が増えたら、利用者が圧倒的に多いアマゾンでの販売も視野に。商品の保管から注文処理・出荷・配送まで任せられるフルフィルメント by Amazon(FBA)を利用し、評価数が増えれば、売れ行きは加速します。カメラだけで年商5000万円を超えている人もいますよ」

日米アマゾンの価格比較で意外な価格高騰品をゲット

 そのアマゾンでは、「日本のアマゾンで仕入れて米国のアマゾンで売る」という転売方法もある。 「以前はゲームやアニメのDVDなどが売れていたが、最近は利益が出にくい。ただ『たけのこの里』が10万円で販売されたり、カロリーメイトや『ろくでなしBLUES』全巻が一時期10倍の値段で売られていたりと、その時期ごとにすごい価格差の商品が現れます」  そう語るのは、「日米アマゾン価格比較サイト」開発者の村上福之氏。では、今、売れる製品は? 「一攫千金狙いなら、少し特殊な家電。専門的なミシンには6万円→7万円という価格差の商品もあります。堅実に稼ぐなら、米アマゾンでの動きがよく、差額1万~3万円の白物家電やデジカメを。バルミューダの製品も2万円程度の価格差がありますね」
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