死去した“ホストの帝王”愛田武氏の名言「女性と接するときの鉄則は…」
ホストの帝王として知られ、日本最大のホストグループ「クラブ愛」の愛田観光元社長・愛田武氏が亡くなった。
生前の愛田氏は、それこそホスト業界の問題やオンナの本音を見抜く特集、グラビア撮影などで『週刊SPA!』に幾度も登場した御仁だ。そんな愛田氏の名言を過去の特集とともに振り返る。
2004年4月に始まった歌舞伎町浄化作戦で大きな変化を遂げた歌舞伎町。そんな歌舞伎町浄化作戦第3弾のターゲットとしてホストクラブがターゲットになった。
当時、この浄化作戦の本丸と言われたのは「クラブ愛」の本店。その際、愛田氏に直撃したところ、こんなコメントを。
「うちを摘発するのは筋違い。5~6年前に時間外営業で40日間も営業停止になって以後、7か月間、自粛して午後4時~10時半までの営業にした。そうしたら従業員の半分が他店に流れてしまって帰ってこない。うちを営業停止にしたって他店が喜ぶだけ。うちは確かに老舗だけど、うちを狙うのはむしろマイナス。わけのわからない新規店が続々と出てくることでしょう。警察庁の考えは、まったくの見当はずれだと言えます」
「クラブ愛」は、違法行為はしていないと自信をのぞかせた。
「税金も2億~3億円は払っているし、路上でのキャッチ行為も一切禁止。でも、無許可営業、脱税、未成年への営業、暴力団に上納金を収めるなど、悪質な店舗は腐るほどある。悪質店の摘発を徹底的にやれば、歌舞伎町はもっと景観が良くなると思う」
ホストを目指す若者が増えているときは、歌舞伎町に在籍するホスト3000人中2500人はダメホストだとバッサリ切った。
「代表的なのが、歌舞伎町の入り口やコマ劇場前でキャッチしているホスト。彼らの中には、お客様を食い物にするひどいホストもいる。朝まで散々あそばせ、アフターと称して朝9時に街金まで同伴。借金で支払いを強要するものまでいるのです。うちでは、新人のうちは2時間早く出勤し、トイレ掃除や電話係など雑用は何でもやってもらいます。その程度の苦労に耐えられないなら辞めてもらって構わない」
当時ホストクラブで起きていた事件にも心を痛め、危機感を感じていた愛田氏は、優良店で組合を結成し、街の浄化や慈善活動などに力を注いでいた。
そんな愛田氏の好みの女性はと言えば……。
歌舞伎町浄化作戦でうちを摘発したら悪質店が喜ぶだけ
歌舞伎町の入り口やコマ劇場前でキャッチしているホストはダメ
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