恋愛・結婚

マッチングアプリで出会いまくった女性が語る「イタい男の共通点」

注意点もある……気づけばマルチに囲まれていた!!

「よくあるんですけど『メガバンク (赤いところ)』とか、その謎のボカシは必要ないと思いますね。〇〇業界とかならまだわかりますけど、特定できるなら「UFJってちゃんと書けよ」と思いますよね。  あと、どんな規模の会社かは謎ですけどCEOとかコンサル、外資系とか書いてる人はきつい。こういう人って出没スポットは六本木・恵比寿、フェラーリとか良い車に乗りがちですよね。若いギラギラした港区男子好きな層にある程度効果があるからでしょうが……。一般の女子にはウケが悪いですよ」  プロフはそもそも嘘をつきやすい部分。香川さんは後でボロを出すくらいなら、むしろ最初から誠実さ重視のほうがいいとアドバイスする。 「職業で嘘をつかれるのはザラです。弁護士という男性がいたので、同じ業界だからおもしろそうと思いLINE交換をしたんですけど、少しジャブ入れると怪しいことしか言わないし、後日、名前から弁護士会で検索したんですけど、該当者がいなくて……。まあ、マッチングアプリのこのあたりが真剣な出会い求めている人にとっては厳しい由縁ですよね。『実は彼女いる・結婚している』って男性も普通にいましたし」  ちなみに香川さんは、同性の友達探しにもマッチングアプリを利用したこともあるそうだが、そのエピソードは異性との出会い以上に後味が悪い。 マルチ「一人仲良くなった女性がいて、毎週末のように男女4:4のホームパーティーやバーベキューに参加したり、クラブとかも一緒に行くようになったんですが、仲良くなったグループ全員マルチの勧誘員というオチでした。“知り合いの美容教室”に行こうと誘われて、なぜか本社まで連れて行かれたんです。はっきり断ったら、その日のうちにLINEとかSNSは全部ブロックされました(笑)」  経歴詐称男、時には女マルチと“マッチングアプリあるある”をひと通り経験した香川さん。もうやり尽くした感があるため、マッチングアプリはそろそろ卒業する見込みとか。 「脱人見知りを目的に始めたマッチングアプリですが、今はすっかり克服しました。昔は知らない人が食事に同席しただけでも、本当に極度の疲労に襲われていたんですけど、今やそれが信じられないですね。マッチングアプリを使って男性に会うときは常に思う『私、今日殺されるかも』は克服できませんでしたが(笑)」  マッチングアプリはただ闇雲にやっていてもダメ。いい思いをしたいなら、テクニックが必要ということだ。ぜひ参考にいてほしい。<取材・文/伊藤綾>
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
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