仕事

年収800万円の壁を超えるサラリーマンの特徴

 誰もが一つの目標として憧れる「年収1000万円」というステイタス。しかし、同年収を超える日本人の割合はわずか4%にすぎない。総務省の発表によれば、東京都在住の40代サラリーマンの平均年収は約717万円と全国平均より高水準ではあるが、多くの人が800万円未満で滞留していることがよくわかる。
モデル/圷 真樹

モデル/圷 真樹

 そこで今回、35~49歳の都市部在住サラリーマンで年収700万円台と1000万円台の人それぞれ250人(計500人)にアンケートを実施。すると、さまざまな違いが見えてきた。年収800万円の壁にぶつかる年収700万円台の層と、壁を超えた年収1000万円台の層。両者の差はどこに表れるのか?

年収700万円台の層は、強みを客観視できていない

《Q:自分にはオンリーワンの仕事と強みがある》 A:年収1000万円 はい 78.8%  いいえ 21.2% A:年収700万円 はい 48.8%  いいえ 51.2%  年収700万円台の平均層と、800万円の壁を超えた層。両者に30%もの差が出たのが、「仕事の強み」への問いだ。人材コンサルタントの田中和彦氏は「年収を上げるための基本原則がこの質問です」と断言する。 「年収を上げる方法は実はものすごくシンプル。①ニーズがある分野で②やれる人の絶対数が少ない仕事を選択し③そこで代替の利かない人材価値の高い存在になること。要するに自分の希少価値を高めるという一点に尽きます。 平均年収に達しているのだから、掘り下げれば誰しも1つや2つは強みと言えるものが出てくるはず。『新人への教え方がうまい』『どんな相手でも絶対にクレームを発生させず着地させる』などでもいいと思います。 まずは自分の強みを紙に書き出すなどして把握し、その能力を生かせる仕事を社内で探すのもいい。年収700万円台の人は自分の強みが客観視できていない可能性があります」  自分の強みを洗い出し、壁を超える武器を探すことが重要だ。
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壁にぶつかる層がわかっていないこと
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