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新井浩文が呼んだ派遣型マッサージを体験取材。危険な派遣型を選ぶ女性たちの事情

「資格、特殊技能要らず」。手っ取り早く稼げるが、風俗には抵抗のある女性には人気の派遣型マッサージ。有名俳優が起こした強制性交事件でにわかにスポットが当たる業界の“本音”は!?
マッサージ

※写真はイメージです

急拡大の「メンズエステ」の裏で客の“狼藉”に悩むマッサージ嬢

 俳優・新井浩文逮捕――。連日、メディアの見出しを飾るこの事件。2月1日、新井被告は自宅に呼んだ派遣型マッサージ店の女性セラピストに対し、強制性交を働いた疑いで逮捕された。  今回、新井が利用したとされる店は、性的な行為を行わない、いわゆる健全店。マッサージ店の中には、手コキやフェラチオなど性的サービス(裏オプ)を行う違法店もあるが、ここはあくまでマッサージ専門のセラピストの派遣を謳う店だ。ホームページにもはっきりと「当店は風俗店ではございません」との注意書きもある。  そこで記者は、新井被告が利用したと噂される東京都内の店に潜入取材を試みた。

新井は氷山の一角。変態紳士も多い

 同店の料金はホテル代別途で90分1万5000円(指名なし、交通費込み)。違法店の場合、90分以上のコースを選択すると性的サービスを受けられる可能性が高いという“業界の噂”がある。  記者が指定のビジネスホテルの一室で待つと、まず部屋に現れたのは黒服を着た丸刈りのいかつい中年男性スタッフ。同意書にサインをさせられ本人確認書類(保険証)の写メを撮られると、ようやくマスクをした女性セラピストが部屋に入ってきた。  ここまできっちり手続きを踏むと、多くの男性はやましい気持ちなど萎えるもので、恐らくは健全店なのだろう。  今回、施術をしてくれるのは美和さん(仮名・30代)。見た目は若く黒髪で色白。愛想は良くないが、ハキハキしゃべるタイプだ。  オイルマッサージ(無香料)を頼んでさっそく施術開始。腕前はなかなかのもので、この業界で5~6年程度は働いているという。  本題の新井浩文逮捕の件について触れると、美和さんは歯切れ悪く、次のように答えた。 「アレ(逮捕)はしょうがない。やっちゃいけないことをしたんだから。こっちは仕事を一生懸命やってるのにさぁ……」  実際、性的サービスを求めてくる男性客は多いという。 「普通に嫌な思いをしている女のコはいる。こういう業態なので風俗と勘違いした客もくるし、なかには(自慰行為を見せるなど)変態もいる。『ここはそういう店じゃないの?』と聞かれると、はっきり『違いますよ』と言うけど」 マッサージ そういった場合、セラピストの怒りの矛先は店にも向けられる。 「変な客に当たったら店に『そういう客も受け入れるんですか?』と私は言う。そういうのを一回でも入れちゃうと、次に店に来たときも、その客は同じことをするから。それって働いている従業員の気持ちを全然考えてないと思う」  こう聞くと、セラピストは危険と隣り合わせの割に合わない仕事に思えるが、そもそもなぜ彼女たちは派遣型で働くのだろうか。店舗型で働けば、男性スタッフもいるし、“ヤバい客”から乱暴されるリスクを軽減できるはずだが……。
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店舗型と派遣型では給料が違う
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