コンビニなどで働く外国人女性へのセクハラが横行「わざと小さい制服を渡され…」
近年、日本ではセクシュアルハラスメントに対する取り組みが進み、告発されれば高級官僚であってもすぐにクビが飛ぶ時代に。しかし、目の届かないところでセクハラが蔓延していた。
セクハラ大国・日本では、在日外国人が餌食になることも。昨年11月、中国人技能実習生の20代の女性が、元雇用先である農家の男性親子に対して「賃金未払い・セクハラ」などを訴えていた裁判が結審。
水戸地裁は、時給400円は違法だとして賃金支払いは命じたが、セクハラは認められなかった。
裁判で原告が主張したセクハラは、「局部を露出して歩き回る」「バナナを自分の股に置いて振って見せる」「突然スカートを引き下ろす」「胸やお尻を触る」などなど…。
だが、被告はこれらを全面否定し、裁判所もセクハラ認定しなかった。
都内在住の台湾人の女子留学生も、バイト先のコンビニでのセクハラ体験を明かす。
「牛乳など紙パック飲料の補充時に腰をかがめていると、店のオーナーが背後から『パンツの線スケスケだね』『Tバック穿けばいいのに』と言われた。コンドームや成人誌の必要ない検品を命じられたこともあった」
また、神奈川県在住のタイ人の女子留学生は「バイト先の居酒屋で、店長からサイズの小さい制服を渡され、『オッパイ大きいんだから強調したほうがいい』と言われた」と打ち明ける。
政府は外国人労働者の受け入れ拡大に前向きだが、まず世界に恥じないセクハラフリーの労務環境づくりが必要だ。<取材・文/週刊SPA!編集部>
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