ニュース

“オレオレ詐欺”に騙された斎藤洋介、演技が自分より「一枚も二枚も上手でしたね…」

「フェイスブックに出てくる美人はネット版の恋人商法」

 被害者の自宅へ事前に電話を入れ、現金や貴金属の有無を聞き出したうえで強盗に押し入る。最近ワイドショーで話題のアポ電強盗は、振り込め詐欺の進化形だ。詐欺グループの生態を熟知する鈴木大介氏はこんな分析を寄せる。 「振り込め詐欺業界では’16年頃から従来の捜査ではたどり着かなかったプレイヤー(電話をかける要員)まで逮捕されるようになり、プレイヤー志望者が激減しました。すると何が起こったか。  これまで詐欺グループの外部協力者だった集金グループの上部が玉石混交の人材を集めた詐欺集団を組織するようになり、手口は雑になり、『最終的にカネが取れれば、手段はなんでもいい』とアポ電強盗のような手口を選ぶようになっているんです。いまや『最後、強盗に行くのはベトナム人や少年でいい』と言う声も漏れてきている」  身近に潜む騙しの手口は振り込め詐欺に限らない。弁護士の嵩原安三郎氏が話す事例には、ドキリとさせられる。 「フェイスブックの『友達かも』欄に、美人が急に出てきませんか? 言うならば、ネット版のデート商法。友達になったら“彼女”は親密に振るまって距離を詰めた後、バイナリーオプションの話を自然に持ち出し、海外取引所の口座開設を促してくるでしょう。よりひどいケースだと自動売買システムのツールを売ることもある。  副業系だと『ニュース見るだけで月70万』『経営者の愚痴を聞くだけで時給1万』なんて情報商材の被害相談もよく受けます。ポイントや登録料をむしり取られるパターンなんですが、不思議なもので同じ話を新聞広告やテレビで見ても信じないのに、スマホだと『自分しか知らないとっておきの儲け話』と誤認してしまう。40~50代の男性でも結構ひっかかってます」 仮面とビジネスマン もはや“騙したもの勝ち”状態だが、身を守るには相手の手の内を知るしか方法はないのだ。<取材・文・撮影/週刊SPA!編集部> 【鈴木大介氏】ルポライター ’73年、千葉県生まれ。「犯罪する側の論理」や貧困問題をテーマに執筆活動を行う。振り込め詐欺関連では『老人喰い』がある 【嵩原安三郎氏】フォーゲル綜合法律事務所 ’70年、沖縄県生まれ。京都大学卒業後、’00年に弁護士登録。情報商材や副業詐欺など悪徳商法案件を数多く手がけるスペシャリスト ※週刊SPA!3月26日発売号「騙されてはいけない!」特集より
1
2
週刊SPA!4/2号(3/26発売)

表紙の人/ 日向坂46

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事