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AKB48総選挙「今年は見送り」で振り返る名シーン集。結婚宣言、卒業発表…

第5回(2013年):○○○様こそ、総選挙における“卒業発表”の元祖?

 篠田麻里子といえば、2月に一般男性と“交際0日”で結婚したことが記憶に新しい。その篠田が、2013年の第5回選抜総選挙の開票イベントで「AKB48を卒業します」と打ち明けたときは、会場が大きくどよめいたものだ。  選抜総選挙の場を借りた卒業発表は、今でこそ別段珍しいことではないが、篠田の場合は本当にサプライズだった。第1回からの順位は3位→3位→4位→5位→5位と高水準で推移しており、当時27歳でグループ最年長だったとはいえども、「マリコ様はAKB48をずっと支えてくれる」と信じていたファンも少なくなかっただろう。  彼女の卒業理由は「後輩たちが一歩踏み出そうとしてるので、私も一歩踏み出すことに決めました」というもの。前年の第4回のスピーチでは「潰すつもりで来てください」と後輩たちを焚きつけていたし、篠田は選抜総選挙の“魅せ方”を誰よりも熟知していた?

第9回(2017年):総選挙史上、後にも先にも例がない“○○宣言”

 AKB48において恋愛はタブーだといえるが、元NMB48の須藤凜々花は前代未聞だった。第9回の選抜総選挙で20位にランクインした彼女は、開票イベントのスピーチで「初めて人を好きになりました。私、NMB48、須藤凜々花は結婚します。初めてこんなに好きになれる人に出会えました。これから私が結婚をするという気持ちも本気です」と、まさかの“結婚宣言”。  彼女を20位まで押し上げたファンはもちろん、これには司会の徳光和夫でさえも驚きを隠せず、「もう一度ハッキリ伺います。結婚するんですか?」と尋ね直したほどだった。
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