“コカイン常用”芸能人の情報が駆け巡る!
こうしたなか、瀧容疑者のほかにコカインを常用している芸能人についての情報も駆け巡っている。マトリに近い捜査関係者は言う。
「巷では強面の役柄が多いベテラン俳優のAや、ミュージシャンのG、俳優のTなんかはよく名前を聞くね。だけどピエール瀧と同時期にマトリがマークしていたのは、音楽プロデューサーのX。実は昨年12月に港区にあるXの自宅マンションにマトリが家宅捜索を行っているんです。
コカインの現物が出てこなかったために逮捕には至らず、表沙汰にもなりませんでしたが、Xは捜査員の任意聴取にコカインの使用を認めたそうです。マトリはその前には、プロスポーツの大物指導者の息子へのガサ入れも行っている。こちらもコカインの使用を示す物証が出てこず、空振りに終わったと聞いている」
この“息子”は六本木界隈では有名で、芸能人を引き連れて派手に遊び回っていたという。

こうしたなか、マトリではなく警視庁組対5課は今、別の芸能人をマークしているという。先の全国紙記者は言う。
「’17年に大麻取締法違反で逮捕されたアイドルグループの元メンバーが個人経営していたとされる西麻布のバーには、覚醒剤やコカインを使用して性行為に及ぶための『キメセク部屋』があり、そこを元メンバーが、紅白出場経験のある女性歌手のZを伴ってよく使っていたという情報があった。元メンバーの逮捕後に写真週刊誌が匿名で報じ、組対5課も動かざるを得なくなったんです。
もともと情緒不安定なところがあったZですが、最近は極度に痩せて異常なテンションで仕事現場に入るなど奇行も目立っていた。昨年末、Z所属のレコード会社と関係が深い芸能事務所に組対5課の捜査員が聞き込みを行ったという情報もあり、『年明けにも逮捕』ともいわれていた。その点では肩透かしになりましたが、今もマスコミ各社はXデーに備えています」