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「初回無料」や昔入った「がん保険」も要注意…ダマされやすいムダ出費案件

不要なサービスを何年も払い続ける…

詐欺 不要なサービスの料金請求に何年も気づかないケースもある。解約を申し出ない限り契約が継続されるサービスには注意すべきだ。  前出の西尾氏は「ユーザーは『今なら無料』などの言葉にひかれて申し込みがちですが、利用規約には『無料期間終了後は有料になる』と条件が書いてあるため、支払った金銭を取り戻すのは難しいです」と話す。  我々が思う以上に、日常には詐欺的手口が横行している。では、どうやって身を守ればいいのか。その対応策が「騙されないための鉄の掟5か条」だ。 「ケータイやネット回線の申し込み時は特に注意が必要。スマホのアプリもハッキリ認識しないまま定額課金になることがあるので、定期的に支払いの明細をチェックするなど、面倒くさがらずに確認すべきです」(西尾氏)  自分の身は、自分で守るしかないのだ。

騙されないための鉄の掟5か条

1 騙しの罠は、サービスの導入時に仕掛けられる。甘い謳い文句にご用心 2 月々の支出を一度、洗いざらいチェック。無駄な定額課金は排除 3 保険の加入はシビアに。節税したい人以外は掛け捨てを基本路線に 4 退去時は支出の請求を高く見積もりがち。根拠の説明を求めよう 5 自己防衛の意識を高く。誇大広告を見つけたらスクショを撮って保存 【西尾由美子氏】 東京都消費生活総合センター。消費者からの相談がリアルタイムで届く東京都消費生活総合センターの消費生活専門課長として勤務 【平野雅章氏】 ファイナンシャルプランナー。’07年に独立後、有料相談数3000件を超える横浜FP事務所代表のほか、神奈川県立産業技術短期大学校の非常勤講師も務める 取材・文・撮影/SPA!悪徳商法特捜班 写真提供/時事通信社 <取材・文/週刊SPA!取材班> ― 騙されてはいけない! ―
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