「楽天」に未来はあるか?もはや通販の会社ではない/馬渕磨理子
―[あの企業の意外なミライ]―
「あの企業の意外なミライ」を株価と業績から読み解く。滋賀県出身、上京2年目、犬より猫派、好きな言葉は「論より証拠」のフィスコ企業リサーチレポーター・馬渕磨理子です。
私はこれまで、上場銘柄のアナリストとしてさまざまな企業の業績予測、市況予測を行ってきました。また、自身で株式投資を5年以上に渡って行い、市場に向き合ってきました。本企画では、そんなリサーチャーである私馬渕の視点からみなさまに「あの企業の意外な情報」をお届けます。
楽天って、ホントはなんの会社?
現在の楽天は“金融の会社”
【インターネット事業】、【フィンテック事業】、【モバイル事業】の3つあるメイン事業のなかで、インターネット事業(楽天市場に代表される国内EC事業)は54.9%の売上高を占め、次にフィンテック事業が36.9%を占めています。
事実、フィンテック事業の営業利益は…
2017年720億円
↓
2018年790億円(+70億円)
インターネット事業の主力である国内EC事業の営業利益は…
2017年740億円
↓
2018年610億円(−130億円)
となっており、2018年度は、営業利益でフィンテック事業がEC事業の利益を上回っています。つまり、現在の楽天は“金融の会社”であることが、PL分析をすることで見えてきました。
経済アナリスト/一般社団法人 日本金融経済研究所・代表理事。(株)フィスコのシニアアナリストとして日本株の個別銘柄を各メディアで執筆。また、ベンチャー企業の(株)日本クラウドキャピタルでベンチャー業界のアナリスト業務を担う。著書『5万円からでも始められる 黒字転換2倍株で勝つ投資術』Twitter@marikomabuchi
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