渋谷、銀座、上野…でネズミが大量発生。一体なぜ?
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【ネズミの害】
・不潔な菌の運搬
・かじられる被害
・糞尿の被害
・音の被害
・イエダニの発生
【駆除対策】
・毒エサを配置する
・捕獲する
【予防対策】
・エサを与えない
・ゴミを溜めない
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東京都内でネズミ以上に問題となっているのがトコジラミである。
「例えば蚊もそうですが、赤ちゃんの頃は血を吸われてすぐにかゆいという反応は示しません。遅延反応といって4、5日たってから腫れてくる。それが何度か血を吸われるとすぐに腫れてかゆくなるのですが、日常になるくらい連続すると無反応になり、かゆくなくなります。
そうなった外国の方々は虫と一緒に住んでいるようなものですから、衣類に付いていたり、カバンに付いていても気づかず日本へ持ち込んでしまい、急増しています。ちなみに蚊も飛行機で日本へ運ばれます」(谷川氏)
その相談件数は夏がピークとなっている。つまり海外から来る人が増える夏の大きなイベントがあると爆発的に増える危険性があるということだ。
【谷川 力氏】東京都ペストコントロール協会 技術委員長
麻布大学環境保健学部卒業。獣医学博士。ネズミ生態研究の第一人者としてテレビ番組にも多数出演。著書に『安心して住めるネズミのいない家』(講談社+α新書)
<取材・文/上野充昭 写真提供/日本ペストコントロール協会 東京都ペストコントロール協会 ねずみ駆除協議会 木村悟朗>
※週刊SPA!8月27日発売号「ネズミ大量発生の怪」特集より
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