更新日:2023年04月19日 20:53
お金

株主優待の桐谷さんが説く「消費増税時代の生存戦略」とは?

優待株は近年まれに見る買い時

 現在の市況も追い風になりそうだ。桐谷氏は「近年まれに見る買い時です」と分析する。 「最近は利益を内部留保するのではなく、配当に回すようなケースが増えてきました。実は今、配当だけで4%以上ある企業が300~400銘柄くらいあるんです。これはおそらく史上初めてじゃないか。というのも、1~2年前までは配当だけで4%以上という企業は30銘柄くらいしかなかったので。5万円の投資でクオカードが1000円もらえて、配当も1000円つくという企業が結構あります。利用しない手はありません」  現在、3億円近く株式を保有する桐谷氏の自宅には、毎日のように企業からの特典が届く。その消費に追われる生活がまた、楽しい。 「お世話になっている人とジムに行ったり、映画を観たり、お酒を飲んだり。私はそのほとんどを優待株でまかなっています。優待を使うための移動を自転車にしているので、足腰も強くなる。老後が心配な人ほどオススメです(笑)。40代の方でも、すぐに始めたほうがいい。習慣化すれば、65歳になるころには私のような“優待生活”を送れるはずです」  お財布にも体にもいい株主優待。消費増税や老後2000万円問題で「何か始めないと」と思った人は、ここから始めてみるのがよさそうだ。<取材・文/浜田盛太郎(SPA!)>
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