“妻を寝取られる夫”を演じて500本。日本一のネトラレ俳優・松本洋一が「俳優なのにAV出演」を続けるワケ
月に多くて10本、これまで推定500本ものAVに出演。いわゆる不倫モノ……妻や彼女を寝取られる役を演じ、現在は“日本一のネトラレ俳優”の異名を持つ松本洋一さん(41歳)。とはいえ、誤解してはいけない。実はAV男優ではなく、俳優なのだ。
まず、その立ち位置について説明しておこう。主役がAV女優であることは言うまでもない。次いで、その相手役となるAV男優。AV作品において、AV女優との“絡み”がないネトラレ役は、いわば脇役である。だが、ストーリー性が重視される不倫モノにおいては無くてはならない存在だ。
しかしながら、いったいどのような経緯で彼は“日本一のネトラレ俳優”と呼ばれるまでになったのか。また、AVに出演することに葛藤はなかったのだろうか?
俳優の道を選んでから芸歴は20年を超える松本さん。そもそも芝居を始めるキッカケは何だったのか。17歳の時に「芸能人になるから高校辞めます!」と宣言したことだったという。
「4つ上の兄貴がいるんですが、もうずっと僕にとってはスーパーマンだったんです。兄貴の背中をずっと追いかけて生きてきた。自分で選んで何かをするってことがほとんどなかったんです。兄貴が水泳をやれば水泳をやって、兄貴がソフトボールをやればソフトボールをやるみたいな。
それが高校2年生の時に親戚のおばちゃんが心筋梗塞で急に亡くなっちゃって、葬式の後におじちゃんと花札をしたんです。おじちゃんは気丈に振る舞っていたのに、その一週間後に首を吊って死にました。そこで、ふと『人って簡単に死ぬな。そういえば俺って、何かやりたいことやったっけ?』って思うようになって。振り返ってみると、自分は音楽や芝居で感動してたな、どうせなら演る側の人間になりたいなって」
こうして高校を中退し、俳優を目指した。事務所には入らず、最初からフリーランスだった。だが、現実はそう甘くはない。まったく芝居の仕事は増えなかったのだ。その後、花屋やアンテナ工事、お好み焼き屋、弁当屋など、20種類以上のアルバイトを経験したという。
俳優・松本洋一が“日本一のネトラレ俳優”と呼ばれるまで

ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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