カーライフ

ホンダ・グレイスは悲運の名車になる予感 専門誌の評価は低いけど実はイイ!

地味だけど、実はスゴイぜ! グレイス!

永福:実はオレ、グレイスに乗ったのは今回が初めてだったんだけど、カッコだけじゃなく走りもメッチャいいね! 担当K:僕もビックリしました。ハンドリングが最高です! 永福:ハンドリングはそこそこだけど、7速DCT付きのホンダ・ハイブリッドシステムがものすごく気持ちいい。DCTならではのダイレクト感もさることながら、アクセルを軽く踏み増しただけでググッと背中を押されるような加速感がたまらないよ!
オートクラブ

’14年に登場したグレイスはガソリンモデルとハイブリッドモデルをラインナップ。180万1800円~。ガソリンモデルのミッションはCVTですがハイブリッドモデルは7速デュアルクラッチ

職人:パドルシフトもついてますしねえ。これでMTがあれば……。 担当K:とにかく首都高のコーナリングがすっごく気持ちよくて、何周もしちゃいましたよ。改めてホンダ車の走りの凄味を体感しました。 職人:ますますMTがないのが惜しいですねえ……。 永福:これでボディカラーが黒で、ホイールも黒く塗っちゃえば、相当ワルでイカした乗り物になると思わない? 羊の皮を被った狼的な。 担当K:新型カローラでもそんなこと言ってませんでした? 職人:新型カローラの評判がやたらいいですけど、グレイスは5ナンバーだから取り回しもいいし、なによりカローラに乗るより、「愛車はグレイス」って言ったほうが聞こえがいいと思うんですよねえ。 担当K:グレイスなんて誰も知りませんから、少なくとも悪いイメージはないでしょう。 永福:カローラもすっごくいいクルマになったけど、ハイブリッドは電気式無段変速でダイレクト感がない。カーマニア的には7速DCTのグレイスに軍配を上げたいよ! 担当K:ところでグレイスって、初老の男性しか乗ってないような気がするんですが……。 永福:そりゃそうだよ。日本で小型セダンを買うのは老人だけだもん。
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街でグレイスウォッチをしていると遭遇するのはおじいさんが乗るシルバーや白の地味なグレイスばかり。クルマは羊の皮を被った狼でも、おじいさんが乗っているので実際も羊のままでした

【結論!】 実はこのグレイス、近い将来、一代限りでの消滅が噂されている。ホンダが開発したハイブリッド+7速DCTのパワートレインも同時に消滅する!? まさに悲運の名車! こんなにいいクルマなのに。涙が出ます。
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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