『ポケモンGO』対人戦リーグで大混乱。ランキング1位のチートが発覚!?
―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―
調査会社によると、コロナ禍の3月でも週あたり約70%売上を伸ばしたという人気の位置情報ゲーム『ポケモンGO』。しかし今、その『ポケモンGO』で大騒動が起こっています。
今年1月に実装された対人戦「GOバトルリーグ」が、6月13日に緊急メンテナンスに入ったまま停止状態に……(※6月19日現在)。その理由は公式Twitterでは「GOバトルリーグに関する脆弱性の調査を行う為」となっていますが、実際はレート世界ランキング1位がチート(裏技、ズル技)を使いここまで駈けのぼったと発覚したため、とささやかれています。
ことの発端は、6月11日にYouTubeにアップされた、「DO NOT PLAY GO BATTLE LEAGUE RIGHT NOW(今GOバトルリーグをプレイするな)」と題した告発動画。対戦相手に強力なスペシャルアタックを不自然に連発されたことを警告する内容でした。その対戦相手こそがランキング世界1位となったプレイヤー(現在はランキングから削除)。
これだけならランキング1位のプレイヤーをアカウント停止にすれば、とりあえず収まりそうですが、どうやらほかにも同様のチートを使っているプレイヤーがいるようで、以前から「対戦相手に技を連発された」と掲示板やTwitterでの報告があがっていました。
具体的なチート方法は不明で、複数端末での同時ログイン、プログラムの改ざん……などさまざまな憶測を呼んでいます。メンテナンス期間の長さは対応の難しさを象徴するものでしょう。これに関連してか、システムの誤りとも見られる無実のアカウント停止処置も相次いでおり、混乱が生じています。
『ポケモンGO』の対人戦は、本家とは違うアクションに近い要素を含み、シンプルながら極めがいのある設計。いまだ通信不良やフリーズは多いものの、対戦実況動画も人気になりつつありました。『ポケモンGO』プレイヤーとして対戦も楽しんでいた私にとっては、今回の出来事は残念という気持ちと、やっぱりチートはあったのかという諦めのような気持ちが半々といったところです。
1
2
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
記事一覧へ
記事一覧へ
この連載の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
トリンドル玲奈が「かぐや姫」に!ハマるオトナ続出…あのパズルゲームの正体
地図好きがハマる!現実世界で遊べる『テクテクライフ』と『パックマン ジオ』
『ドラクエウォーク』に懐かしの「ドラゴンクエスト あるくんです」が実装!巻き返しなるか?
詐欺アプリに引っかかった…『フォートナイト』泥仕合訴訟で思い出す苦い過去
『ポケモンGO』が抱えるジムバトルの問題点。暴力事件はなぜ起こる?
ゲームするだけで“1000円超”稼げる案件も…「ゲーム系ポイ活」に向いている人、ダメな人
遊んで稼げる「キャプテン翼」のスマホゲーム。出金手数料50%に値上げした“キャプ翼の現状”を解説
「1日で8千円稼げる」“キャプテン翼”のスマホゲーム。1日5分しか遊べないのに飽きないワケ
<仮想通貨>魔界ゲーム「アクシー」で稼ぐためにフィリピンの“奨学生”を雇う
『Among Us』『ウマ娘』…人気沸騰中のアプリは真の覇権ゲームになれるか?
話題の『ポケモン スリープ』を“昼夜逆転生活”の記者が使ってみた結果
『ポケモンGO』でおなじみ、携帯型ARゲームの元祖は? 今ではプレミアム価格に
コロナ禍でも絶好調『ポケモンGO』が抱える火種…ユーザーは何に怒っている?
地図好きがハマる!現実世界で遊べる『テクテクライフ』と『パックマン ジオ』
『ドラクエウォーク』に懐かしの「ドラゴンクエスト あるくんです」が実装!巻き返しなるか?
この記者は、他にもこんな記事を書いています