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まさかの実写ドラマ化『浦安鉄筋家族』のキャストを業界人が予想してみた

「実写化なんてクソ」「再現できるわけがない」――。世間では、人気マンガや小説が実写化や舞台化される際、たびたびこのような言葉が聞かれる。
浦安鉄筋家族 (1) (少年チャンピオン・コミックス)

浦安鉄筋家族 (少年チャンピオン・コミックス)

 先日、来年4月クールでのドラマ化が発表された、浜岡賢次原作の人気ギャグマンガシリーズ『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系、毎週金曜午後24時12分ほか~)でも同様の声が、SNSを中心に広がっている。

破天荒でムチャクチャなマンガがまさかのドラマ化

 まず、『浦安鉄筋家族』とはどんな作品なのかについて簡単に解説しよう。1993年より『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で何度かタイトルを変えながらも連載を続けているギャグマンガだ。千葉県浦安市を舞台に、破天荒でおバカな小学生の大沢木小鉄(おおさわぎ こてつ)とその家族や奇想天外な仲間たちがドタバタ劇を繰り広げるギャグマンガで、大きな特徴として3つの要素が挙げられる。  まず、有名人やプロレスラーや他のアニメやマンガのキャラクターがパロディとして登場する点、「ムタ」や「キタベップー」といった登場人物が発する擬音や効果音がムチャクチャな点、そして少年誌とは思えない下ネタが連発する点だ。
浦安鉄筋家族

画像:ドラマ24浦安鉄筋家族公式サイト(テレビ東京)

 もちろん、こちらが同作の魅力なのだが、コンプライアンスの厳しいこの時代に、どうやってこの世界観を実写化するかが非常に疑問点ではある。そして、最も大きな論争を生んでいるのが、キャストの配役である! なんと、主演がマンガの主人公・小鉄から父親の大鉄に変更されるようで、佐藤二朗が演じるということだけが決まっているのだ。  そこで熱狂的な『浦安鉄筋家族』好きのライター仲間や業界人にキャスト予想と、ドラマの成功について聞いてみた。

仁ママを演じてほしいのは新婚の壇蜜嬢?

「大鉄を演じる佐藤二朗さんは個人的には納得です。友人は『もっとやさぐれていてほしい』『もっとダメ人間の雰囲気があったほうが……』と言っていましたが、そんな役者はテレビ俳優にはいませんからね(笑)。きっとストイックに役作りしてくれると思います」  また、その他のキャラクターについても願望込みで予想してくれた。 「誰のパロディか想像の付くキャラは、本人にやってもらいたい。アントニオ猪木さんそっくりな国会議員は猪木さん本人で! ブルース・リーそっくりな春巻先生は難しいけど、エスパー伊東や江頭2:50かな(笑)。若手でいうとかまいたち・山内とかも中国人らしさがあってよいかも。どうしても芸人ばかりになっちゃいますね……」  本編での主人公・小鉄などは誰を予想しているのだろうか。 「“浦鉄”好きが集まって談義したのですが、見た目でいうと小鉄はえなりかずきが適任かと。某ドラマでいろいろストレスが溜まっているみたいなので自由に暴れてほしい(笑)。ぶっ飛んだキャラの仁ママは、椿鬼奴が見た目通りですけど、最近バッサリ髪を切った「壇蜜じゃない?」という声もありました。あれはこの作品の役作りだと(笑)」  次に “浦鉄”好きで深夜アニメを中心に手掛ける脚本家B氏からは、脚本家の目線でこんな意見もあった。 「なんといっても、脚本を担当するのが演劇界の芥川賞と呼ばれる「岸田賞」を受賞したこともある、劇団『ヨーロッパ企画』主宰の上田誠さんなので、内容面では安心はしています。一番ダメなのは、原作ファンからの批判を恐れて、原作をなぞっただけのストーリーになること。その点、上田さんはハチャメチャなコメディを書かせたら天才的ですし、芸人主催の大喜利大会で優勝したことがあるほど。原作を大事にしつつオリジナリティも出すタイプだと思うので、ドラマならではの面白さを味わえると思います」
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大物キャストの登場も?
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