ブームを巻き起こす音楽漫画の系譜。ヒップホップ漫画『少年イン・ザ・フッド』は!?
―[少年イン・ザ・フッド]―
日本の漫画コミックスの新刊発行点数は、2019年時点で1万2805点(『出版月報』2020年2月号より)にも上り、日本が漫画大国であることを表している。そのなかでも、この10年でジャンルとして定着したのが、“音楽漫画”だ。各漫画誌にはクラシック、ジャズ、バンドなどを題材にした音楽漫画が数多く連載され、週刊SPA!でも連載中のヒップホップを題材にした『少年イン・ザ・フッド』も、単行本1巻が9月2日の発売翌日には重版が決まり、上々のスタートを切った。
“音”を表現するのが難しい漫画において、なぜここまで“音楽漫画”が愛されるようになったのか。その経緯を、漫画家トークイベント「マンガのハナシ」を主催するジュンスズキ氏に聞いた。
“音楽漫画”愛される歴史
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