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ノートPCの選び方。ライトユーザーこそ高スペックがオススメの理由

「新しいノートPCを買おう」。そう考えたときに、何を基準に選ぶべきか。最先端のIT企業で働く会社員ほどにはバリバリ使わないし、使いこなせない。ブラインドタッチができない、というほどでもないが、たまにWordやExcelを触る程度。熟練度で言えば中の下、下の上。つまり、初心者~平均的なレベルのユーザーに対応するノートPCを探している――。
ノートPC

※画像はイメージです(以下同)

 実際問題、そのような悩みを抱えている人は少なくないはずだ。そこで今回は「ライトユーザー向けのノートPCの選び方」(※Windows OSのノートPCの場合)について考察していきたい。

CPUにも「世代」がある

 ノート、デスクトップに関わらずPC選びでまず基準になるのがCPUだ。CPUと聞いて大抵の人はIntelのCore iシリーズを連想するはずだが、このCore iはほぼ1年毎に新世代を発表している。  2008年に生産が開始された第1世代アーキテクチャ「Nehalem」と第8世代「Coffee Lake」は、当然ながらパフォーマンスがまったく異なる。ブランド名こそ同じ「Core i7」とあっても、本体に貼られているシールに「8th Gen」と書かれていればそれは第8世代。  なぜこのような説明から入るかというと、「CPUの世代」を頭に入れておかなければPC購入に失敗してしまうこともあるからだ。そこから起因するトラブルは、中古PCの購入で多発している。  中古PC業者の中には「搭載CPU:Core i5」といったように、その先の型番を明記していないところもある。たとえば「Core i5-8250U」はモバイル向けの第8世代プロセッサーだが、これが「Core i5」だけの表記だと何をつかまされるか分からない。もしかしたら10年前の型落ちPCを買わされるかもしれない。

世界の主力は「第8」

 Intelは2006年から2015年まで「Tick-Tockプラン」というものを実施していた。これは1年毎にCPUのメジャーチェンジとマイナーチェンジを繰り返すことで、Intel製プロセッサーの性能向上を実現させようというプランだ。Core iシリーズは、その只中に生まれた製品である。  ライトユーザー向けのCore i3、中級ユーザー向けのi5、そして上級ユーザー向けのi7。この3タイプはいずれもTick-Tockプランの線上に乗せられていた。つまり、1年毎に性能向上型の製品が出ているということだ。  もっとも、Tick-Tockプランは現在では破綻している。それは急激な新陳代謝に製造施設の更新が追いつかなかったからだが、それでも世界はCPUのメジャーチェンジと共に進化している。  現在、Core iシリーズの主力世代は第7と第8。もう少し具体的に書けば、少しずつ第8世代以降への買い替えが進んでいる。家電量販店に置かれているCore i搭載ノートPCも、第8世代のものが多い。この世代からはコア数が増えたため、パフォーマンスが急激に向上した。  筆者がこの場をもって断言するというのもいささか傲慢かもしれないが、これからノートPCの購入を検討しているライトユーザーであれば「第8世代Core i5」を判断基準にするべきだ。
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