クルマ好きだけどイマドキの新車を買いたくない7つの理由
―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―
腕時計投資家の斉藤由貴生です。私はクルマが好きで、これまで数十台を購入した経験があります。ただ、その中に新車は1台も含まれておらず、おそらく今後も新車を買うことはないと思っています。
中古ばかり乗っている私ですが、実は免許を取るぐらいの年齢の頃、いつかは自分も新車を買いたいと思っていました。やはり「新車」という響きには憧れますし、新車ならではの利点もあるといえます。
最も大きなメリットとしては、最新のモノを買うことができるという点ですが、それ以外にも、色を自由に選べるのは羨ましい限りです。かつて私は、緑色の外装にベージュ内装の新車をいつか買いたいと思っていました。
しかし今、そういったことまで含めて、新車を買うメリットはほぼ無いのではと思うのです。
色の選択肢が新車なのに少ない
そもそも新車の価格が高くなっている
価格が高くなっているのに安っぽさも感じる
基本部分は画期的に進化していない
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある
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