現在はNHK紅白歌合戦の司会も務め、“CM女王“の呼び声も高い綾瀬はるか。そんな彼女もポカリスエットのイメージガールに起用されていた過去がある。00年に「第25回ホリプロスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞しデビューした綾瀬だったが、当初はなかなか人気を獲得できずにいた。 　しかし、04年『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)でヒロイン役に抜擢されてから一躍注目度が上がり、その翌年に出演したのがポカリスエットのCMでその人気を確実なものとしていった。綾瀬は同CMシリーズの爽やかは保ちつつ、ちょっぴりセクシーな入浴シーンを披露。多くの視聴者をドキドキさせた。 　そのほかにも仲間たちと綱引きを楽しむバージョンや水着姿で海に飛び込んでいくバージョンなどがあり、季節ごとの“ポカリが欲しいシチュエーション”を体当たりで演じた。このCMが現在の彼女の人気の土台になっているといっても過言ではないだろう。 　近年、ハーゲンダッツやGUといった有名企業のCMに出演している中条あやみ。抜群の顔立ちと整ったプロポーションに魅了されている人が続出している彼女も、2015年にポカリスエットのイメージガールに起用されていたという過去がある。 　CMのなかで中条はセーラー服姿で大勢の生徒の先頭に立って疾走したり、Queenの『WE WILL ROCK YOU』を熱唱したりと、アクションを含んだパワフルな演技を披露。 　当時18歳で、モデル業と学業を両立させて高校を卒業したばかりだった中条。「自分は、きっと想像以上だ。潜在能力を引き出せ」というCMのコピーと中条の経歴は見事に合致し、多くの若者の背中を押してくれるようなエネルギー溢れるCMに仕上がった。 　――初代の森高千里から、数々の人気女優を輩出してきた“ポカリガール”。新CMヒロインの汐谷友希がこの後に続けるのか要注目だ。＜文／A4studio＞