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セーラームーンで性に目覚めたアラサー女子が抱える悩みとは?

 25年ぶりの劇場アニメ公開を2021年に控えて盛り上がる『美少女戦士セーラームーン』。’90年代に社会現象となった同作に「性的影響を受けた」という女性は少なくない。そんなアラサーの彼女たちに直撃。赤裸々な思いを聞いた。
セーラームーンで性の目覚め

幼少期から保存用を含め、同じおもちゃや本を最低2つは購入する筋金入りのセーラームーンマニアの小川満鈴氏の部屋

“セラムンで目覚めた”アラサー女性の意外な本音

 主人公の月野うさぎを筆頭に、中学2年の女子たちが悪と戦う『美少女戦士セーラームーン』。’92年に武内直子が少女漫画雑誌『なかよし』で連載を開始し、単行本の累計発行部数は2000万部を超える。それに次いでアニメが5年にわたり放送され、最高視聴率は16.3%を記録。決めゼリフ「月に代わっておしおきよ」を覚えている読者も多かろう。少女たちに絶大な人気を誇った同作だが、中には「性の目覚めに繋がった」と語る女性たちもいる。そんな彼女らに当時を振り返ってもらった。  今でも裸を彷彿とさせるセーラー戦士の変身シーンは語り草だ。「変身するとき、体のラインがくっきり出ていて、エロいんだけど色合いがすごく綺麗で神秘的でした」(33歳・主婦)という声や、「その場面に父親が居合わせてしまい、何とも言えない気恥ずかしさを感じた。父親に男性性を想像してしまって嫌だった」(34歳・銀行)など、少女たちにとってはかなり衝撃的だったようだ。  同様に、戦闘シーンの描写も少女に意外な爪あとを残した。 「敵に縛られたりヌメヌメした触手でいたぶられたりと、“ヒロピン”(ヒロインがピンチ)シーンほど声や体勢がエロゲーみたいで。同人誌やゲームにハマったのもその影響かも」(31歳・主婦) 「なにかと凌辱される場面をよく見てきた影響か、自然と私もM願望が強くなった気がする」(34歳・アウトドアメーカー)  と、新たな扉を開けた女性もいるのだ。 「第1期に登場するダーク・キングダム四天王の一人、クンツァイトとのバトルがすごい。電撃や炎、風圧でバタバタと戦士たちが倒れて、そのときの声が完全に喘ぎ声や絶頂に達するときの声なんです。敵の声も野太くて渋いので、余計にエロい。俺様キャラで男っぽいところも素敵。そのせいで今では好きな声だけで感じちゃう、筋金入りの声フェチになりました」(33歳・金融)  ほかにも、同性同士の恋愛を彷彿とさせるシーンも豊富だった。レズビアンの女性はこう語る。 「ファンの間では『百合界のカリスマ』とも言われる2人の女性戦士“はるみち”カップルのラブシーンもすごく多くて。天王はるかが海王みちるに、『みちるが僕以外の誰かに目を向けるのが許せない』とか、『寝言はベッドでしか聞かないことにしている』って、甘すぎるセリフをさりげなく連発するんです。それ以外にも、敵のダーク・キングダム四天王の2人の男性クンツァイトとゾイサイトは相思相愛で、いわゆるボーイズラブに近い仲です。  でも、命令違反を理由にゾイサイトが処刑されてしまう。最後に愛する人に優しく抱きかかえられ、花びらが舞う中『お慕いしておりました』と微笑みながら絶命するゾイサイト。多くを語らずとも唇を噛みしめるクンツァイト。今思うと、『いろんな愛のかたちがあっていいんだ』と、性別の垣根は低くなった気がします」(32歳・保育士)
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