現在も、勤めているキャバクラ店は営業自粛中で出勤ができていないマリンさん。「このまま店が潰れてしまいそう」と心配しており、他のお店で働くことも視野に入れているそうだ。 　しかし、前のように指名客が遊びに来てくれるか不安、と気持ちを吐露。「感染者数も増えていますからね…」と、寂しそうにつぶやいた。 「でも私にはヒロシがいますから！今日もこのあと、お客さんとして来店してくれますよ！」 　日々不安な生活を送る日常、ヒロシさんはかけがいのない存在であることがインタビューから伝わってきた。 　そして最後に、マリンさんからこんな一言が。 「キャバ嬢と付き合いたいとか結婚したいとか思っている男性がいたら、ぶっちゃけ今がチャンスですよ。私、ヒロシとの結婚、ゼロじゃないですもん。やっぱりこの時期に支えてくれる存在は頼りになるし、今だからこそ相手を好きになるハードルが下がると思う」 　毎回、自分では食べることができない料理を注文するヒロシさんだが、その見返りは彼にとって、とてつもなく大きなものであるかもしれない。＜取材・文／吉田みく＞