恋愛・結婚

恋愛は不要と言い切る20代女性「稼いだお金は全部趣味に」

 近年、国内外で問題視されている若者の「SEX離れ」。趣味の多様化やコンテンツの充実で、消費欲の高い女性が続々とSEXから遠ざかりつつあるよう。男性よりも急速に進行中!?「SEX離れ」する女性に密着した。
[若者のSEX離れ]衝撃の真相

写真はイメージです

推しに満たされてるので彼氏もSEXも不要です

▼多田怜未さん(仮名・25歳)・営業職  コンサル会社で営業職を務める多田怜未さん(仮名・25歳)もその一人だ。彼女の趣味は観劇、漫画、スポーツ観戦、コスプレ、同人誌やアクセサリー製作など、まさに多岐にわたる。 「仕事で稼いだお金はほぼ全部趣味に使ってます。同じお芝居でもいろんな座席から見たくて何度も行くので、お金も時間も足りない。コロナ禍前はイベントで3か月先まで予定がいっぱいでした」  モテなくて趣味に逃げているのでは?と思われるかもしれないが、多田さんは若槻千夏似のモテそうなビジュアル。決して異性と縁がないタイプではなさそうだが……。 「一応、今まで4人とSEXしましたが、ただ痛いだけ。大学時代の彼氏が童貞だったので、テクニックの問題かなと思い社会人になってから試しにマッチングアプリで経験豊富そうな男性3人とヤッてみてもダメだった。気持ちよくないのに、相手に合わせて感じてるフリをするのが面倒でした」

男性と手を繫いだ瞬間に違和感

 婚活に励んだ時期もあったが、気になっていた男性と手を繫いだ瞬間に違和感を覚えたことがあり、SEXもその過程も性に合わないことを悟った。 「もう2年くらいSEXしてませんがストレスはありません。仕事や趣味で充実してるし、トキメキは推しで得られるし、性欲は自分で処理できるし……。55歳の叔母が独身でも楽しそうに生きてるので、私もそうなりそうですね」  彼女のように恋愛やSEXよりも“推しごと”に夢中な女性はもう珍しいものではない。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
おすすめ記事