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クレカの非接触型「タッチ決済」が拡大中も、知らないレジ係が多い

 クレジットカードに大革命が起きている。それは「NFC内蔵化」だ。NFC内蔵のカードといえば、まず真っ先に思い浮かぶのが交通系ICカード。これはFeliCaという規格を採用しているが、いま現在普及しつつあるクレカはType A/Bに対応する。これによりクレカの利便性自体は向上したと言えるが……。

コンビニで見かけるようになった「タッチ決済」

三井住友カード

画像は、三井住友カードのサイトより

 現在、セブンイレブンと三井住友カードがこのようなキャンペーンを行っている。SMBC系列のVisaクレカでの「タッチ決済」で税込500円以上の買い物をすると、500円が還元されるという内容だ。期間は9月30日まで。  タッチ決済とは、クレカに内蔵のNFCタグを利用した方法。交通系ICカードのようにレジの読み取り端子にカードを当てる。これで決済完了だ。従来の方法ではどうしてもクレカ本体が摩耗してしまうが、非接触型決済ならそのような心配はいらない。  このタッチ決済の導入店舗は増えている。大手コンビニやスーパーマーケット、喫茶チェーン店、ファストフード店などでNFCクレカ及びデビットカードが使えるようになった。
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店員も知らない決済手段
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ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー

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