白鵬、鶴竜は休みすぎ? 歴代横綱の休場率を調べてみた
公傷制度の復活は必要か
<親方ちゃんねる>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) November 14, 2020
元横綱 稀勢の里の荒磯親方が出演中!視聴者様の質問にもお答えしています。七日目幕内後半戦も #親方ちゃんねる 生配信とともにお楽しみください!→https://t.co/st3OXejWhG#相撲 #11月場所 #東京 pic.twitter.com/T2KEZuieMM
実はこの稀勢の里、かつては「絶対に休まない力士」であり、横綱昇進までの15年間、なんと1日も休んでいなかったのだ。その稀勢の里を何場所にもわたって休ませたのは、あの強行出場が原因だと考える向きもある。 しかしそれは、本人の意地以外に制度としての問題も考えなくてはいけない。現在は、休場が負けと同等にカウントされるため、番付が下がるのは免れない状況になっている。しかし、横綱だけは番付が下がることがないため、横綱の休場はズルだと見られる向きもあるのだ。 かつては「公傷制度」という、ざっくり言えば「本場所での怪我であれば、休んでも負けにはカウントしない」といったものがあったが、2004年に廃止されている。その背景には「公傷制度を使ってズル休みする力士の増加」があったが、これは力士の問題ではなく、怪我を公傷として判断し承認する協会側の規定の緩さの問題だ。筆者は、公傷の判断をさらにしっかりと規定した上での、制度の復活をのぞむ。
力士の過労問題
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ