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白鵬、鶴竜は休みすぎ? 歴代横綱の休場率を調べてみた

 大相撲11月場所は、正代が新大関となったことで盛り上がりが期待された。しかし、白鵬と鶴竜の両横綱が場所前に休場を発表し、がっかりしたファンも多かったようだ。休場の多い両横綱には「ズル休み」といった声も聞こえてくるが、過去の横綱はどうだったのか調べてみた。

休場のイメージが強い白鵬

 数年前「東京オリンピックまでは横綱でいたい」といった旨の発言をした白鵬は、休場をするたびに世間から「五輪まで続けるための延命措置だ」と批判され、ズル休みだと思われている節がある。たしかにここ数年は休場が増えているが、白鵬もすでに35歳で、年齢としてはすでに引退していてもおかしくない中、出場すれば無類の強さを発揮している。  果たして、白鵬は他の横綱より多く休場しているのか、横綱在位日数(1場所15日間×在位場所数)と横綱になってからの休場日数から「横綱休場率」を算出してみる。白鵬は2007年に横綱に昇進し、前の場所までで横綱在位は1185日、そのうち休場が160日間。休場率は約13%ということになる。

過去の横綱の休場率は?

 では、白鵬の数値が極端に高いのかを考えるために過去の横綱の数値も見てみよう。モンゴル人初の横綱となり、土俵の内外で話題を振りまいた朝青龍の横綱での休場率は約12%で白鵬と変わらない。  兄弟横綱として一大ブームを巻き起こした貴乃花はどうだろう。膝の大怪我を押して強行的に出場して優勝を掴み取り、当時の小泉総理大臣が「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」と言ったシーンが印象的なため、休場が少ないイメージが強いかもしれないが、怪我に悩まされた横綱で、休場率は約27%と白鵬よりもかなり高い。  貴乃花のライバルであったハワイ勢も曙が23%、武蔵丸が28%と高くなっている。この時代は、力士の重量化が顕著になっていた。そのため、体重を支えきれずに下半身を壊す力士が増加していたのだ。
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鶴竜よりも休場率が上の横綱は?
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