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夜の女の泥酔事件簿…太客に「キモイ」と言ってしまった

ママが太客に「キモイ」発言

泥酔 そんな中、「こんな時期なのにやらかしてしまったんです」と落ち込むのは大阪のラウンジに勤務するマリさん。 「うちの店は、ママとアルバイトのホステスが5人ほどの小さなラウンジで、お客さんはママが以前クラブに勤めていたときの人なんです。中でもよく来てくれていた太客がいたのですが、そいつがめちゃくちゃキモイ。ママと付き合っていると勘違いしているのか、私達にも『今日、ママが送ってきたLINE見て!』と、ずっーと同じことを言ってくるんです。しかも、飲んでいるときも常にママの腰を触っていてそれもマジでキモイ! でも、一番お金を遣う客なのでママも顔を引きつらせながらも我慢していたんですよ。  それが、コロナで店がヒマになったこともあってママもストレスが……。最近は客が来ない店内でママと私で廃棄予定のボトルを飲むのがお約束になっていたんです。そんなときに来店したのがあのキモ客だったのですが、いつもは大人しいママがその日は珍しく酔っ払っていました。そして、いつも通りシツコク口説き&触ってくる客にママが『私達、付き合ってもないしキモイから触るのやめてくれない?』と言ってしまったんです。客はその場はビックリしてあやまっていましたが、顔を引きつらせて帰っていきました。以来、その客が来なくなったこともあり店は驚くほどヒマに……。このままでは、年末まで店が持つか心配です!(泣)」  店で飲もうが飲まないが、今年もやらかしてくれた夜の女性たち。来年は、彼女たちと店でたくさん飲めることを願いたい。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在は夜の街を取材する傍ら、キャバ嬢たちの恋愛模様を調査する。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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