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首都圏ではマスク未着用に厳しい目、地方の田舎では「対岸の火事」

 先日、大学入学共通テストで受験生の男性が「鼻出しマスク」を注意されても従わず、試験会場で逮捕される事件があった。世の中では“マスク未着用”への厳しい目が向けられている。今じゃマスクなしでは外に出られないほど。しかし首都圏とは打って変わって、地方の田舎ではまるで「対岸の火事」という現状がある。今回は、その実態をリポートする。

地方ではマスク未着用の姿が目立つ

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※写真はイメージです(以下同)

「このご時世にマスクをしない人はエチケットとして疑問です」  そう語るのは愛知県の飲食店に勤める高橋亮介さん(仮名・38歳)。店は沿岸に位置しているが、一面の海を眺めながらオープンテラスで食事を楽しめることもあり、週末は多くの客で賑わっている。  しかし、従業員共々困っているのが「マスクをしない客」が非常に多いことだ。高橋さんが困惑した表情を浮かべる。 「二度目の緊急事態宣言が発令されたことにより、今ではすこしずつ減ってきていますが、夏場は半分以上の人がマスクをしていませんでした」(高橋さん、以下同)  テラス席は開放感あふれる空間のため、“三密”を回避できると客側も思っているのかもしれない。

店内入り口の張り紙も効果は薄い

「都会から自然豊かな田舎へ来ると気持ちも解放されてしまうのでしょうか……」  高橋さんは、入店時にマスクを着用していない客の姿を目にするたび思っていたそうだ。入り口に“マスクをしていない方入店お断り”と張り紙をしているにも関わらず、マスク未着用の客が絶えないという。  そのたびに従業員が声かけをおこなっているが、マスクを忘れた人には50円で不織布のマスクを購入してもらう対策も実施している。 「注文時は必ずつけてもらうようにしてるんですけど、結局食べる時に外すじゃないですか。飲食店だからそこはしかたないんですけど、外したまま店内をウロウロする人が多いため、マスク着用は常に呼びかけていますね」  食べる時にマスクを外すのは当然だが、談笑中や追加オーダーの際にもマスクをつけていない人が多く、高橋さんは感染に対しての不安をこぼした。
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「こんな所に赤ん坊を連れてくるな」
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