ルミコさん（仮名・30歳・営業事務） 　当時、私はイケメンの彼氏と付き合っていたのですが、浮気をされて別れたんです。 　悔しさと、悲しさで落ち込んでいたときに現れたのが、髭をはやしたカールおじさん系ポチャメンな彼。 　彼は私の職場のお客さんだったのですが、落ち込んでいる私に「なんかあったの？　よかったら話してよ」と声をかけてくれたんです。 　お客さんだったし、興味もなかったんですけど、ヘコんでいた私はついつい相談に乗ってもらったりするようになり、そのうちなぜか肩肘張らずに自然でいられる自分に気が付きました。 　そんな感じが心地よかったのですが、もうひとつの大きなポイントは食べ物の好みが合うことです。 　彼は食べることが大好きでおいしいお店をいっぱい知って、自分のお気に入りのお店に連れていってくれます。どれもこれも私の好みと合っていて毎回食べに行くのが楽しみになっていました。 　そして、気づいたら彼のことを好きになっていました。完全に私の心と胃袋をつかまれてしまった感じです（笑）