エンタメ

SKE48の新ユニット始動! 新たな歴史の1ページを刻む

 3月13日、名古屋にあるライブハウス・ボトムラインで、SKE48メンバーによる「ティーンズユニットお披露目LIVE 未来は彼女たちの手の中」が催された。  このティーンズユニットは、2月3日にリリースされたSKE48最新シングル「恋落ちフラグ」のセブンネット限定盤に封入された投票券などの投票でメンバーを決定。ユニットに参加する上位6名のメンバーが2月28日の開票イベントで発表されていた。  このユニットに入ったメンバーは、岡本彩夏、上村亜柚香、水野愛理。既にSKE48の選抜メンバーとしても活躍する末永桜花、浅井裕華。そして、1位の大本命と言われていた選抜2人を抑えて、1位を獲得した8期生の坂本真凛の6人だ。  ライブは坂本がまず音頭をとり「みんな、投票ありがとうー」という感謝の言葉からスタート。1曲目は「ハッピーランキング」。2曲目は「キスだって左利き」と選抜総選挙にランクインしたメンバーが参加した楽曲という投票企画にちなんだ2曲で始まった。  続く3曲目と4曲目は「はにかみロリーポップ」「チョコの奴隷」と3月14日のホワイトデーを意識したようなお菓子にまつわる楽曲を披露。ユニットに選んでもらえた感謝の思いをファンに届けた。  その後、ランキング1位の坂本と2位の末永が「鳥は青い空の涯を知らない」をデュエット。6人に戻り「狼とプライド」「シャララなカレンダー」「恋のPLAN」「体育館で朝食を」と恋愛にまつわる楽曲が続き、青春感のあるナンバーを可愛らしく表現した。  曲終わりのMCで坂本は「ほんと嬉しくって、今日ずっと緊張して立てないかと思ってました。でもここに立った瞬間、みなさんが温かい目で見ていてくれて、いまは全然緊張せずやれています」と改めて晴れ舞台を楽しんでいる様子を窺わせていた。  MC明けには「制服を脱ぎたくなって来た」「あっという間の少女」という少女たちの成長を感じさせる楽曲で本編は終了となった。  会場から拍手でアンコールがかかるとメンバーが再登場。「僕らの風」「初恋の踏切」「未来の扉」と彼女たちがスタートラインに立ち、これから励んでいくことを示唆するような楽曲でライブを盛り上げた。  ライブの最後、メンバーそれぞれが感想を話した際に、水野が「皆さんからいただいたこの素晴らしいチャンスをこれからも私たちで生かしていけるように頑張っていきたいと思います。ここが終わりでなくスタートの場所にさせたいと思うので、これからもっと大きなところに連れていけるように私たちで頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いいたします」と宣言。  ちなみに、SKE48には“大事な日はいつも雨”というジンクスがあり、この日の天気も雨。さらにボトムラインというライブハウスは、SKE48が’09年5月に初めて単独ライブを開催したまさに“スタートの場所”でもある。  縁起のいい日に、大事な場所で一歩を踏み出した彼女たち。若手メンバーが奮起し、ここからさらなる展開に結び付け、大きな会場を埋めるような活躍をしていってもらいたい。 取材・文/八木康晴(本誌) 写真/©2021 Zest,Inc.
おすすめ記事