金持ち脳と貧乏人脳の違いは“無意識領域”の使い方。脳科学で判明
数ある成功法則の中でも、近年最も盛んなものが脳科学的にも一定の根拠を持つと言われる「無意識(潜在意識)」を活用する方法だ。常識の裏をかく、その画期的な考え方とは?
仕事、恋愛、プライベートなどでどんなに努力しても、思うような成果に結びつかないケースは少なくないだろう。圧倒的な成功者と一体何が違うのか? その秘密は、能力差ではなく脳の無意識領域の使い方にあるという。30年以上、無意識を研究し多くの人を成功に導いているメンタルトレーナーの梯谷幸司氏はこう話す。
「人の意識は1~3%が理性による顕在意識で、残りの97%以上は無意識(潜在意識)がコントロールしています。無意識には本当の願望が反映されるため、いかに建前を掲げて頑張っても無意識と一致していないと行動に制限がかかり、願望達成とは逆行し続けてしまう」
梯谷氏は、金持ちと貧乏人の無意識状態にも根本的な差があり「無意識にとっては1億円も1円も同価値。しかし稼げない人は1億円は無理だという信じ込みがあるから不可能なのです」と話す。そして、無意識を利用して収入を増やす方法についてこう話す。
「貧乏な人は『〇〇円欲しい』と言いますが、そうした願望は不足を意味するので無意識は反応しません。逆に『〇〇円以上いらない』と考えると『〇〇円までは必要』と脳は認識し、『〇〇万円さえあればいい』と銀行や知り合いに頭を下げて金策しているのと同じ状態がつくられ、達成の方向に動く。そうして8割を達成してから、次の目標額を設定する。想像できない額が入ってくると不安で無意識のストッパーが働くためです」
また、みな共通して「やらないことリスト」を作っているという。
「回避ではなく、自己基準でやらないことを決めている」とか。時はカネなりを実践している形だろう。
金持ちと貧乏人の無意識には歴然とした差があった
無意識を利用して収入を増やす方法
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