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売れすぎて販売休止になったアサヒ「生ジョッキ缶」を旨く飲むコツを聞いてみた!

売れすぎて販売休止になったビールとは?

アサヒスーパードライ生ジョッキ缶

あまりの人気に今や生産が追いつかず、販売休止の状態

 発売前から話題となっていたアサヒビールの『生ジョッキ缶』が4月6日に発売され、その爆発的人気から生産が追いつかず、販売を休止せざるを得ない状況になっている。「缶ビールをまるで生ビールのように飲める!」というのがウリの商品のため、もちろん人気の理由は”泡”にある。特殊な作りをしている缶により、かつての缶ビールには出せなかった、生ビールのような泡が出ることが最大の魅力だ。また、飲み口が広がったことで、思う存分ゴクゴクと飲めるため、ジョッキで飲むのと変わらぬ”のどごし”が楽しめるのである。  家飲みが推奨される昨今、ビール界の話題をかっさらった「生ジョッキ缶」の魅力を掘り下げるため、アサヒビールの広報に取材を行った。

冷やしすぎると泡が出ない!

アサヒスーパードライ生ジョッキ缶

冷えすぎて泡が出ないときは少し温めるとジワリと泡ができあがってゆく

 まずは泡を巧く出すコツについて。SNSには「机がビショビショになった」という投稿もあれば、逆に「泡が全く出なかった」という投稿も見られた。巧く泡を出すには、ちょっとしたコツがいるようだ。 「冷やしすぎると泡が出ず、冷やさず開けると吹きこぼれてしまうので、4〜8度で開けることを推奨しています」  だが、もしも冷やしすぎても大丈夫。 「基本的には冷蔵庫で冷やして、開けたときに泡が出てこなかったら缶を手で温めてください。そして、ゆっくりと泡が出てくるのを楽しんでほしいです」  筆者はキンッキンに冷えているビールが好きで、冷蔵庫で冷やした缶ビールを飲む直前に10分ほど冷凍庫に入れるのが習慣になっている。発売日当日、注意書きを読まずにいつもの冷やし方をしたところ、全く泡が出なかった。しかし、手で缶を包み込むと、ゆっくりと泡が形成されていく。たしかに、この泡が出てくる様子をみているのも楽しいものだ。  広報の担当者さんによると「基本はキチンと冷やしてから飲んでほしいですが、溢れそうになる泡を『おっとっと』というように飲むのも楽しいと思うので、冷やす時間も変えながら飲んでもらいたいです」とのこと。泡の出方の変化も楽しんでほしいと語った。
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再発売は6月?
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