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元自衛官YouTuber、憧れの自衛隊を辞めてSNSに活路を見出すまで

コミケで同人誌を販売しながらコスプレも披露

かざり 絵を描くのが得意だったため、高校卒業後は日大芸術学部に進学。入学後は、念願のコミックマーケット(コミケ)に参加し始めた。コミケは国内最大規模の同人誌即売会だが、会場に集うコスプレイヤーたちも注目の的となっている。かざりさんは自ら編集した同人誌を販売しながら、コスプレも披露していたという。 「コスプレは高3から始めていました。最初は『テニスの王子様』というアニメの幸村精市というキャラ。なぜコスプレをするのかと言えば、“そのキャラクターとひとつになりたい”という願望からでした。  当時は「身内撮り」と言われている、自分たちだけで写真を撮影して楽しんで、満足していました。大学に入ってコミケに行って、こんなに参加者やカメラマンさんがいることに驚きました」  大学ではグラフィックデザインを学び、同級生は広告代理店などに就職するような環境で、なぜ自衛隊に入隊したのだろうか。 「大学に入ってから、ガルパン(アニメ『ガールズ&パンツァー』)にハマって。実際に戦車を見てみたい!と思い、陸上自衛隊の駐屯地に遊びに行ったことが、自衛隊に興味を持ったきっかけです。学生時代に、予備自衛官補になった後、自衛隊を受験して自衛官になりました」  自衛隊への入隊に、最初は両親も反対したという。もちろん、周りからも驚かれた。 「日芸からは自衛官になる人はたまにいるのですが、デザイン科からは初めてだったそうです。音楽学科から自衛官になる方もいましたよ。実は自衛隊には“音楽隊”というものが存在します。『海上自衛隊の歌姫』と言われる三宅由佳莉さんは、日芸の音楽学科出身なんですよ」

規則正しい寮生活に自由はあるのか?

かざり とはいえ、文化系な学生時代を過ごしたかざりさん。脱落者も出ると言われるほど過酷な自衛隊の訓練や寮生活についていけたのだろうか。 「入隊の試験には、体力テストはないんです。それまでできなくても、ある程度のレベルまでは、訓練で引き上げてもらえます。  ただ、今までは常に昼夜逆転しているような、マイペースな生活だったので。時間に追われる自衛隊としての行動には慣れるまでが大変でしたね」  自由気ままな学生生活から一転、規則正しくなったという。
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「もう一度青春を送っているような気分」
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