73歳の門田博光が語る、野村克也への憧憬「手を洗うふりして“鏡の中の19番”を見てた」
―[プロ野球界でスジを通した男たち]―
大男たちが一投一打に命を懸けるグラウンド。選手、そして見守るファンを一喜一憂させる白球の行方――。そんな華々しきプロ野球の世界の裏側では、いつの時代も信念と信念がぶつかり合う瞬間があった。あの確執の真相とは? あの行動の真意とは?前回に続いて、“孤高の鬼才”と呼ばれた門田博光の信念と、野村克也との関係性に迫る。
鏡に映る”左打者の19番”。ホームランだけを追い続けた信念の行方
「門田は指導者に向いてない」
1968年生まれ。岐阜県出身。琉球大学卒。出版社勤務を経て2009年8月より沖縄在住。最新刊は『92歳、広岡達朗の正体』。著書に『確執と信念 スジを通した男たち』(扶桑社)、『第二の人生で勝ち組になる 前職:プロ野球選手』(KADOKAWA)、『まかちょーけ 興南 甲子園優勝春夏連覇のその後』、『偏差値70の甲子園 ―僕たちは文武両道で東大を目指す―』、映画化にもなった『沖縄を変えた男 栽弘義 ―高校野球に捧げた生涯』、『偏差値70からの甲子園 ―僕たちは野球も学業も頂点を目指す―』、(ともに集英社文庫)、『善と悪 江夏豊ラストメッセージ』、『最後の黄金世代 遠藤保仁』、『史上最速の甲子園 創志学園野球部の奇跡』『沖縄のおさんぽ』(ともにKADOKAWA)、『マウンドに散った天才投手』(講談社+α文庫)、『永遠の一球 ―甲子園優勝投手のその後―』(河出書房新社)などがある。
記事一覧へ
記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】
“立浪中日”に「決定的に足りていない要素」とは。野村克也氏も語っていた意外な効用
73歳の門田博光が語る、野村克也への憧憬「手を洗うふりして“鏡の中の19番”を見てた」
野村克也の凄さを振り返る。ID野球、再生工場…奇跡の3年間
ヤクルトスワローズ、過去の名勝負。ファンが願う黄金時代の復活
阪神タイガースの名勝負5番。令和元年に猛虎の逆襲はあるか…?
この記者は、他にもこんな記事を書いています